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D言語(ディーげんご、D programming language)は、プログラミング言語のひとつ。C言語をベースとしABI互換を保ちつつも、テンプレートによるジェネリックプログラミングやオブジェクト指向プログラミング、関数型プログラミングなどをサポートするマルチパラダイムプログラミング言語である。 == 概要 == 型推論やガベージコレクション(明示的なメモリ管理も可能である)、スライスが可能な動的(および静的)配列、連想配列など効率的なプログラミングを可能にする言語機能を備えている。単体テスト、事前・事後条件のチェックや不変条件のチェック(契約プログラミング)、debug 識別子の導入など、プログラムのデバッグ・保守に対しても重点的にサポートしている。 並列処理との親和性も重視しており、明示しない限りグローバル変数がスレッド局所記憶であり、不変なデータ型(イミュータブル)がサポートされている。また、標準ライブラリであるPhobosにもメッセージパッシング等を用いた並列(および並行)処理が実装されている。 C++のようなテンプレートやメタプログラミング機構を備えているが、テンプレート構文が簡潔な形に再設計されているなどの違いがある。コンパイル時関数実行を備えていることも特徴である。 D言語はシステムプログラミング言語としての側面も持つ。分かりやすいコードが高速かつ安全に動作するという言語設計を目指しているが、一方でパフォーマンスが要求される箇所では、インラインアセンブラやポインタ演算などを利用できる。これらの機能や、危険な型変換などを用いたコードは関数の属性によって安全なコードと分離されるようになっている(関数の属性には、この他にも純粋な関数を示すものなどがある)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「D言語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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