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DTXMania : ウィキペディア日本語版
DTXMania

DTXMania(ディティエックスマニア〔 - 読みに対する出典〕)は、FROMが作成したWindows上で動作するドラムトレーニングソフトウェアである。2010年10月にオープンソース化されている。

== 概要 ==
Windows上で動作するドラム演奏トレーニングソフトウェアである。レーン分けされて画面上方から下方に流れる譜面とバックに流れる音楽に合わせてシンバルやタムを叩くことで、ドラム演奏のトレーニングが可能となっている。演奏時、シンバルやタムを叩くタイミングの正確さに応じてゲージが増減、ゲージが全て失われると曲の途中であってもゲームオーバーとなる点や、演奏のタイミングの正確さが点数に反映されるなどのゲーム的機能もかなり初期の段階から設けられており、タイトル画面上でも「GAME START」などと記されているが、作者はあくまでゲームとは思っていないと主張している。
タイミングに関わる機能を使うには、シンバルやタムを叩いたという信号を本ソフトウェアが受信する必要があり、これは生ドラムでは実現しえない機能である。本ソフトウェアは本来、ヤマハの電子ドラム「DTX」シリーズと接続して動作させることを目的としており〔、これによって電子ドラムのシンバルやタムを叩いたという入力信号を受けることができるようになっている。ソフトウェア名称に冠しているDTXもこれに由来する。また、「DTX」シリーズ以外のヤマハ製電子ドラムや他社製の電子ドラムでも配線次第で動作したとの情報を公開している。これ以外にプレイステーション用のdrummania向け専用コントローラに接続させることも可能となっている。これら、電子ドラムや電子ドラムを模したコントローラを接続していない場合は、パソコンのキーボードやジョイスティック類を用いて演奏することになる。なお、本作のメインはドラムであるが、ギター譜面を表示させることも可能となっており、プレイステーション用のGUITARFREAKS向け専用コントローラと接続することで、ギター演奏のトレーニングソフトとしても機能させることが可能となっている。
本ソフトウェアは単体では動作せず、動作させるためには曲データ(譜面データ、画面切り替え時に表示される画像データ、演奏中に流れる音楽データ、演奏中に表示される画像データあるいは再生される動画データ)を用意する必要がある。本ソフトウェアの作者は曲データを配布していないが、曲データを作成するためのソフト「DTXCreator」が別途用意されており、有志によって曲データが作成されているほか、ソフトウェアとオリジナル曲が同梱されたスターターパックが有志のサイトで配布されている(但し、オープンソース化以降のバージョンへの追従は行われていない)。過去にはスターターパック提供元主催で、インターネットランキング(通称DSPIR)が開催されたこともあった。
曲データの元となる音楽や動画などは著作権保護の対象であるため、曲データ公開者自身が著作者である場合(収録曲がオリジナル曲である場合など)や著作権者から許諾されている場合を除いて、これらの音楽や動画などを曲データに含めることは著作物の無断再配布という触法行為となる。しかし、このような触法行為が行われているケースがあり、それに関連してソフトウェアの開発に影響が出たと噂されることも過去にはあった
曲データのフォーマットは、BMSを独自拡張して考案されたDTXフォーマットであるが、BMSから派生して考案された類似の他形式であるGDAやG2Dなどにも部分的に対応している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「DTXMania」の詳細全文を読む




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