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Chromebook(クロームブック)は、Googleが開発しているオペレーティングシステム「Google Chrome OS」を搭載しているノートパソコンのシリーズである。Chromebox(クロームボックス)は、そのデスクトップのシリーズ。 == 概要 == イメージとしてはキーボードが付いてFlashの動く、アプリケーションにブラウザのみがインストールされたタブレット端末である。 電源を投入してから起動するまでの時間は6-15秒ほどとされる〔 〕が、電源投入後パスワードの入力を求められるので(パスワード入力を無効にするオプションはない)のでフラッシュストレージを採用した他のOSと体感で起動時間の差はない。データとアプリケーションは Google が用意するインターネット上のオンラインストレージ(Google ドライブ)に保存されるため、Google は Chromebook が盗難に遭ったり破壊されたりしても、新しい Chromebook にデータを復元できるとするが、Google ドライブフォルダがファイルエクスプローラーに表示されてるだけなので、例えばOne DriveやDropboxをWindowsにインストールした場合と基本的には同等であり、特筆すべき点ではない。〔 〕。 ストレージが付いてはいるが一般的なラップトップやデスクトップPCより容量は極めて小さい(市販されてるものでは16GBや32GBが多い)。ローカルストレージとしては「ダウンロード」フォルダだけが存在し、「ダウンロード」フォルダと同じ階層に新しいフォルダを作成はできず、新しいフォルダを作成する場合は必ず「ダウンロード」フォルダ以下でなければならない。ストレージの容量の小ささから、インターネットからダウンロードしたりUSBフラッシュメモリなどから移したファイルは基本的にはGoogleドライブに移動させるか、画像ならばGoogle Photosなどでバックアップすることが求められる。そのためかChromebookを購入すると、100GB, 2年間などのGoogle ドライブの無償利用権が付いてくる事が多い〔Chromebook で Chrome の特典を受けるには - Chromebook ヘルプ 〕。そもそも、市販されてるChromebookはChromebook Pixelなど一部の端末を除いてCPUやGPUが非力なので大容量のファイルを扱うだけの性能を持ちあわせておらず、その点からもストレージの小ささはあまり問題にはならないと思われる。 日本語入力にはGoogle 日本語入力が使われており、WindowsやMac版のGoogle日本語入力は更新が止まっているが、Chrome OS版はOSのアップデート(≒Chromeのアップデート)で定期的に辞書が更新されている。 日本語フォントはデフォルトでは、標準フォントとサンセリフフォントにNoto Sans CJK JP、セリフフォントにMotoyaG04Mincho、固定幅フォントにNoto Snas Mono CJK JPが設定されている。 ユーザー自ら新しいフォントのインストールはできないが、他のOSのChrome同様インストールされているものの中から別のものに変更はできる。 更新速度の違いによってStable版、Beta版、Dev版が存在し、ユーザーの目的や嗜好によって設定の概要からバージョンの変更が可能である。 一括管理のための管理コンソールが提供されており〔Chromebook management console 〕、端末を集中管理しやすいため、学校〔Chromebooks and Chromeboxes for Education 〕や会社〔Chromebooks and Chromeboxes for Business 〕での導入を Google は紹介している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Chromebook」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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