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Biosphere2 ( リダイレクト:バイオスフィア2 ) : ウィキペディア日本語版
バイオスフィア2

バイオスフィア2 (Biosphere2) とは、アメリカ合衆国アリゾナ州オラクルに建設された、巨大な密閉空間の中の人工生態系である。名称は『第2の生物圏』の意味であり、建設の目的は人類が宇宙空間に移住する場合、閉鎖された狭い生態系で果たして生存することが出来るのか検証することと、"バイオスフィア1"すなわち地球の環境問題について研究することであった。
なお、バイオスフア2と記載される場合もある。
==施設概要==
バイオスフィア2は砂漠の中にそびえ立つガラス張りの巨大な空間に、熱帯雨林湿地帯サバンナなどの環境を世界各地から持ち込んだ動植物で再現している。日光によって空気が膨張し気圧が変化するのを防ぐために、巨大な気圧調整室が設けられた。建物の面積は1.27ヘクタール、最高部の高さは約28メートルあり、これまでに建設されたこの種の施設として最大のものである。
しかし、温度の上昇は防ぐすべくもなく、冷却と照明に関しては外界からの電源供給に頼っている。夢としては太陽光などでまかないたいらしい(宇宙に作るなら放射線を防ぐ施設なども必要になる)。実験はこの中で農耕、牧畜を行い食料と水分、そして酸素を自給自足することを最大目的としている。目的達成のために様々な科学的分析なども自らの手で行わなければならないが、廃棄物はすべて狭い生態系を循環するため、通常考えられないほどの高濃度で、食料を介して口に入る可能性がある。従って試薬なども安全性に十分な配慮がなされている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バイオスフィア2」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Biosphere 2 」があります。




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