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BT-7 : ウィキペディア日本語版
BT-7[びーてぃー7]

BT-7ロシア語:ベテー・スィェーミ)はソ連で開発された快速戦車()である。これは騎兵部隊の支援や、長距離侵攻を目的に開発された、BTシリーズの最終型であった。1935年から生産開始され、1940年までに各型合計4600輌 - 5328輌(諸説あり)、うちディーゼルエンジンを搭載したBT-7M〔西欧系の資料ではBT-8とも。旧ソ連やロシアの資料ではこの名称はあまり見られないが、モスクワ郊外にあるT-34戦車歴史博物館の写真展示物には、「BT-7M(BT-8)」の表記が確認できる。〕は、すぐ後に同じエンジンを搭載したT-34の生産が始まったため、706 - 788輌と少ない。 ''ベテー・スィェーミ)はソ連で開発された快速戦車()である。これは騎兵部隊の支援や、長距離侵攻を目的に開発された、BTシリーズの最終型であった。1935年から生産開始され、1940年までに各型合計4600輌 - 5328輌(諸説あり)、うちディーゼルエンジンを搭載したBT-7M西欧系の資料ではBT-8とも。旧ソ連やロシアの資料ではこの名称はあまり見られないが、モスクワ郊外にあるT-34戦車歴史博物館の写真展示物には、「BT-7M(BT-8)」の表記が確認できる。〕は、すぐ後に同じエンジンを搭載したT-34の生産が始まったため、706 - 788輌と少ない。
== 概要 ==
本車はBT-5装甲とエンジンを強化、若干大型化したものである。装甲厚も13mmだった正面装甲板が15mmとなり若干増強、後に砲塔の避弾経始が改良されており、車体はリベット接合だったものが、溶接に変更された。これにより、車体の先端(従来は40mm厚の小さな台形の装甲が接合されていた箇所)が20mm鋼板を曲げた形状となった。
砲塔はBT-5同様の後部に張り出しのある円筒型と、1937年から生産された、ハッチが丸みを帯びた形となり、側面装甲が15度傾斜した円錐型があった。後者の改良型である1938年後期型砲塔の後部には、ピストルポートに代わってDT機関銃が装備された。1939年型砲塔からは装填手ハッチに対空機関銃架が装着されている。この砲塔には途中から、45mm戦車砲20Kに代わる新型のM1938 20Kmが搭載されている。
エンジンは第26工場が生産する新型の450馬力M-17Tが搭載され、重量増加を補った。また燃料タンクが容量840リットルに大型化され、航続力も増大した。
BT-7には旧型のような大型円筒形マフラーは使われておらず、最初から金網製カバーの後部から突き出す形の延長型排気管となっている。履帯はBT-5までの物よりピッチ幅の小さい新型となったが、写真では旧型を履いたBT-7や、逆に新型を履いたBT-5も見られ、互換性があった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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