翻訳と辞書
Words near each other
・ BMK
・ BMK-MEN
・ BML
・ BMM
・ BMMC
・ BMN
・ BMO-1
・ BMO-T
・ BMP
・ BMP-1
・ BMP-2
・ BMP-23
・ BMP-3
・ BMP-T
・ BMPT
・ BMR
・ BMR-X
・ BMS
・ BMT
・ BMU


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

BMP-2 : ウィキペディア日本語版
BMP-2

BMP-2は、ソビエト連邦歩兵戦闘車(IFV)。1960年代に歩兵戦闘車の基礎を築いたBMP-1の改良で、戦闘能力の向上を図っている。1970年代から開発が行われ、1980年もしくは1982年に採用。20ヶ国以上に配備された。
== 概要 ==
BMP-1によく似ているが、砲塔が大型化しているのが特徴で、主武装に初期は30mm機関砲2A42と半自動有線誘導式の9M111 ファゴットNATOコードネーム:AT-4 スピゴット)対戦車ミサイル、後期には30mm機関砲と半自動有線誘導式の9M113 コンクールス(NATOコードネーム:AT-5 シュパンダー)が採用されている。機関砲は、軸安定装置と二系統の給弾装置を備える。弾薬には徹甲弾曳光榴弾、通常榴弾の3種類があり、車両だけではなくヘリコプターなどの航空機も攻撃でき、発射速度は200-300発、500発/分を選択できる。他に防御のために煙幕発射装置を取りつけることもできる。
乗員は3名で、7名の兵員輸送することができる。兵員6名は後部に搭乗する構造で、3人がけの座席2列に背中合わせに座る。残りの1名は砲塔の左前、操縦士の後ろに座席がある。乗員3名はそれぞれ、操縦士と砲塔に座る砲手および車長で、砲塔に1名が乗るBMP-1とは構造が異なっている。
後期型の砲塔には、2連装9M113 コンクールス対戦車ミサイルのランチャーが両側面に搭載され、計4発のコンクールス対戦車ミサイルを装備している(この砲塔はBTR-90にも使われている)。
エンジンなどを含め、車体はBMP-1と似通っているため、航続距離などの変化はほとんどなく、重量増加のため一時期水上航行機能は取り外されたが、程なく復活し、BMP-1と同じく水陸両用で走ることができるようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「BMP-2」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.