翻訳と辞書
Words near each other
・ 1954年の野球
・ 1954年の音楽
・ 1954年アジア競技大会
・ 1954年アジア競技大会におけるサッカー競技
・ 1954年アジア競技大会におけるバスケットボール競技
・ 1954年アルペンスキー世界選手権
・ 1954年ウィンブルドン選手権
・ 1954年オーストラリア選手権 (テニス)
・ 1954年コモンウェルスゲームズ
・ 1954年ノルディックスキー世界選手権
1954年ハーグ条約
・ 1954年バスケットボール世界選手権
・ 1954年ミラノ・トリエンナーレ
・ 1954年レスリング世界選手権
・ 1954年上半期の市町村合併
・ 1954年下半期の市町村合併
・ 1954年世界男子ハンドボール選手権
・ 1954年中華民国総統選挙
・ 1954年全仏テニス選手権
・ 1954年全仏選手権 (テニス)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

1954年ハーグ条約 : ミニ英和和英辞書
1954年ハーグ条約[やく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ねん, とし]
  1. (n-adv,n) year 2. age 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
条約 : [じょうやく]
 【名詞】 1. treaty 2. pact 
: [やく]
  1. (adv,n) approximately 2. about 3. some 

1954年ハーグ条約 ( リダイレクト:武力紛争の際の文化財の保護に関する条約 ) : ウィキペディア日本語版
武力紛争の際の文化財の保護に関する条約[ぶりょくふんそうのさいのぶんかざいのほごにかんするじょうやく]

武力紛争の際の文化財の保護に関する条約(ぶりょくふんそうのさいのぶんかざいのほごにかんするじょうやく、Convention for the Protection of Cultural Property in the Event of Armed Conflict)は、戦争などの武力紛争の際に文化遺産を保護するための措置を定めた条約である。1954年ハーグ条約とも表記される。
== 概要 ==
第二次世界大戦では、武力による文化遺産の破壊行為のみならず、占領国が被占領国の文化遺産を強制的に買い取るという事実上の組織的略奪が行われた。文化遺産の略奪禁止は1907年に作成されたハーグ陸戦条約でも規定されていたが不十分であった。こうした反省に基づき、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の主導のもとで「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約」が作成された。
条約は1954年5月14日オランダハーグで採択され、1956年に発効した。同時に「武力紛争の際の文化財保護議定書」(第一議定書)が作成された。1999年には規定が見直されて「武力紛争の際の文化財保護第二議定書」(第二議定書)が作成され、2004年に発効した。2007年9月時点で条約の締約国は117か国であるが、主要国ではアメリカ合衆国イギリスが未批准となっている。
日本は1954年に条約に署名したが、保護の対象となる文化遺産と軍事目標となる施設との間に距離を置かねばならないという規定により京都奈良の文化遺産が保護対象とならない可能性があったこと、また平和憲法の下で武力紛争を前提とした条約への加盟が途惑われた等の理由により、長らく未批准にとどまっていた。しかし第二議定書で距離制限が撤廃された等の理由により、2007年5月に国会で承認され、同年9月に批准書を寄託し117番目の締約国となった。批准に伴い、国内法として武力紛争の際の文化財の保護に関する法律が制定された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hague Convention for the Protection of Cultural Property in the Event of Armed Conflict 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.