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11PM : ウィキペディア日本語版
11PM[いれぶん ぴーえむ]

11PM』(イレブン・ピーエム)は、日本テレビ読売テレビ(当時は「よみうりテレビ」表記)の交互制作で1965年11月8日から1990年3月30日まで約24年半に渡って放送されていた深夜番組であり、日本初の深夜のワイドショーでもある。
正式名称は『WIDE SHOW 11PM』(ワイド・ショー - )、略称は「イレブン」。「イレピー」とも。開始当初は午後のことを「PM」(Post Meridiem)と呼ぶ概念がまだ薄かった時代であり、新聞のテレビ欄に「11P・M」と記載されていた。
== 番組概要 ==
それまで視聴率不毛の時間帯と言われた深夜の時間帯の開拓に乗り出し、『モーニングショー』(NET、現・テレビ朝日)同様、アメリカの夜の情報番組をヒントに企画された。現在では"お色気番組の元祖"的なイメージが持たれるが、初期は週刊読売編集長だった山崎英祐が司会を務め、時事問題についての考察を述べる日本テレビ報道局制作の硬派番組だった。しかし、視聴率が全く獲れなかったことから方針を転換、放送開始からわずか半年で報道局が総撤退して制作局に当番組の制作を移管するというテコ入れを施した結果視聴率も上昇し、深夜の時間が定着する。
毎週月曜・水曜・金曜は日本テレビが、火曜・木曜は読売テレビが制作。日本テレビでは大橋巨泉愛川欽也、読売テレビは藤本義一(作家)が主に司会を担当し、お色気から硬派な社会問題まで幅広く取り上げた。中でも木曜は系列各局を回りながら、その土地の名物や風俗を探訪する企画を、また金曜には週末情報の色合いを強め、釣り麻雀のコーナーを放送していた。
当初は月-木曜日はタイトル通り午後11時丁度のスタートで、金曜日のみ『日本プロレス中継』または『金曜夜席』の放送があったため、午後11時15分スタート。1954年10月に既に開始されていた、NNN最終版ニュース『きょうの出来事』を挿入した。後に『きょうの出来事』は午後11時丁度に放送時間が移動して再び独立し、『きょうの出来事』の放送時間の拡大が進むにつれ、『11PM』は放送時間が午後11時15分→11時10分→再び11時15分→11時20分→11時30分(金曜は『TVムック・謎学の旅』が入ったため午後11時45分)というように放送時間が繰り下がり、変化が進んでいく。いちばん遅いのが末期の頃で、午後11時55分スタートとなり、タイトルにもふさわしくなくなってきた。プロ野球中継(巨人戦)の時間延長やゴールデンタイムの特別番組の影響で午前0時台にスタートしてしまうことも少なくない。最も遅く始まった回は、1988年7月26日放送の火曜イレブンで、日本テレビが中継したプロ野球オールスターゲームの放送が1時間延長されたため午前0時55分からスタートした。また、午後11時15分スタートの時代にはタイトルロゴに「+15」が、午後11時20分スタートの時代には「+20」が付加されていた。
基本的に本番組は生放送だったが、状況によって収録の場合もあったとされ、例えば末期の金曜レギュラーの吉田照美が『日刊ゲンダイ』の短期連載で記したところでは、本番数時間前の夕方に"疑似生放送"形式(いわゆる撮って出し)で収録することが多かったとのことである〔吉田照美が出演していた当時の「金曜イレブン」は、10代後半から20代の女性モデルをレギュラーに起用(「SOS歌劇団」という番組内グループ)していたこともあり、彼女たちのスケジュール(10代のメンバーは一部に法律などによる出演時間の制約がかかる者もいた)に配慮しての「擬似生放送収録」が多かったようである。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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