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金子烈 : ウィキペディア日本語版
金子烈[きむ じゃりょる]

金 子烈(キム・ジャリョル、)は日本統治時代の朝鮮独立運動家。本名はキム・ジョンフプ()。別名は金世晙()。
== 経歴 ==
1897年5月、江原道鉄原郡に生まれる。1913年に日本へ渡り、早稲田大学政治学部で経済学を専攻した。
1914年冬に鴨緑江を渡り北京へ来た。中国語を覚えた後、浙江省体育専門学校に入学した。卒業後は寧波警察庁や杭州市消防隊で働いた。上海に行き朝鮮人補習学校の教師を務める。
1916年、雲南陸軍講武堂第12期砲兵科に入学。上海で大韓民国臨時政府が樹立したが国際的承認と援助に寄託して革命軍の育成や武力闘争を重視しない臨時政府に失望し、北京や東北部で活動した。1921年、独立軍と各団体を統一させるために北京で軍事統一籌備会を開いた。そこで中国東北部及び関内の武装組織の統合を主張して臨時政府不信任案を採用し、国民代表大会の招集を出した。1923年に国民代表大会が開かれたが、何の結果も得られなかったので、再び中国東北部で活動。
1924年、西北陸軍幹部学校砲兵科を卒業。国民軍に所属し、北伐中原大戦に参加。
1931年、第29軍第38師に配属され旅参謀長。のちに第59軍第180師参謀長。盧溝橋事件台児荘の戦い徐州会戦宜昌作戦に参加。張自忠が戦死した後は部隊を離れ、国民党後勤部に勤務し、朝鮮独立活動を積極的に支援した。
終戦後は朝鮮に戻らず北京に定住した。1998年、韓国政府が建国勲章独立章を追贈。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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