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『進め!ジャガーズ 敵前上陸』(すすめジャガーズ てきぜんじょうりく)は、1968年公開の日本映画。グループ・サウンズのバンド「ザ・ジャガーズ」の初主演映画。 ==概要== *当初ザ・スパイダースの主演映画として企画されながら主役交代となったこと、資金が不足して急遽ヒガシマル醤油の協賛を取り付けたこと(映画の中に突然CMが入る)など、製作の経緯は、後年小林信彦が著した「コラムの冒険」に詳しい。 *てんぷくトリオは小林の推薦で起用されたが、伊東が主役の仲間、三波と戸塚が悪役と分けて配役された。三波は撮影終了後、小林に礼を述べながらも次回は悪役でない仕事をお願いしたいとこぼしている。三波の役はコミカルな悪役とはいうのものの、失敗した女スパイを串刺しにして粛清する場面など、彼としては異例の描写も含まれている。(上記「コラムの冒険」) *世界征服をたくらむ結社のボス・鬼頭役は当初三島由紀夫に交渉され、「興味はあるが時間がない」と断られて内田に落ち着いたという。(同) *超ナルシストの警部役に三遊亭円楽をキャスティングする際、プロデューサーは「佐田啓二亡きあと松竹には二枚目がいないんです」と口説いたという。(同) *エンディングは出演者がカメラの前を順に行進する映像となっているが、この際、悪役陣だけがいわゆるナチス式敬礼を行い、他はカメラに向かって手を振る形となっている。ちなみに、日本におけるナチス式敬礼が問題化したのは遥か後年のことであり、この当時は普通に国体や運動会でも行われていたので、この切り分けは先進的といえる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「進め!ジャガーズ 敵前上陸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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