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藤沢螢 : ウィキペディア日本語版
久木田真紀[くきだ まき]

久木田 真紀(くきだ まき)は、日本歌人1989年の第32回短歌研究新人賞を「時間(クロノス)の矢に始めはあるか」30首で受賞した。藤沢螢の別名がある。
== 概要 ==
久木田は18歳の女性として短歌研究新人賞に応募したが、実はそれは偽装で、実際の作者は中年の男性であったことが判明している。別人になりかわって歌を詠むことは古来行われてきたことであるが、現代の新人賞の場で、応募書類も偽っていたということが問題となった。ただ、この新人賞受賞は取り消されておらず、受賞者としての「久木田真紀」は今でも存在している。
作品と作者を切り離して考える立場からすれば、作品が19歳の女性の感覚を短歌に表現し得ていれば実際の作者がそのとおりの人物である必要性はないと言え、短歌と私性、短歌と虚構の関係に大きな問題提起をしているとも考えられる。
その後藤沢螢と名を改めて歌集『時間の矢に始まりはあるか』(雁書館、1997年)を出版している。
現在の歌壇ではその存在をほとんど黙殺されているが、枡野浩一は小説「ショートソング」の中で久木田真紀の事件をもとにしたエピソードを盛り込んでいる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「久木田真紀」の詳細全文を読む



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