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確率論において、同時分布(どうじぶんぷ)または結合分布(けつごうぶんぷ, ''joint distribution'')とは、確率変数が複数個ある場合に、複数の確率変数がとる値の組に対して、その発生の度合いを確率を用いて記述するもので、確率分布の一種である。 同時分布の表現方法として、離散型の確率変数にたいしては確率質量関数(確率関数ともいう)を用い、連続型の確率変数にたいしては確率密度関数を用いる。 == 定義 == 数学的には ''n'' 個の確率変数 ''X''1, ''X''2, …, ''Xn'' の同時分布は、これらの組 (''X''1, ''X''2, …, ''Xn'') を R''n'' 値確率変数とみたときの確率分布のことである。 同時分布は R''n'' 上の測度であり、記号 : と書かれる。累積分布関数と確率密度関数、確率質量関数も同様に * * * のように書かれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「同時分布」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Joint probability distribution 」があります。 スポンサード リンク
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