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粗砂 : ウィキペディア日本語版
砂[すな]

(すな、)は、砕屑物のうち、シルトの中間(粒径が2~1/16mm (62.5μm) の粒子)のものをいう。岩石風化浸食運搬される過程で生じた岩片や鉱物片などの砕屑物(砕屑性堆積物)から構成され、サンゴ貝殻などの石灰質の化石片を含むこともある。河川の下流、河口海岸海底など、様々な堆積環境下で観察される。
また、岩石を人工的手段で破砕した破砕物のうち、上記定義に該当する粒度のものを指す場合もある。
== 分類 ==
地質学の分野においては、砂は粒度、構成鉱物、円摩度、成因、堆積環境等で分類される。
粒径による分類では、以下のように細かく分けられる。粗砂(2〜0.2mm)と細砂(0.2〜0.02mm)に分ける場合もある。
構成鉱物による分類では、主に石英長石、岩片、有色鉱物に着目して行われる(石英砂など)。構成鉱物の比率は、砂の供給源となった母岩を推定する上で重要な手がかりとなる。
山砂や川砂、火山砂など、堆積環境や成因に着目した分類も行われる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「砂」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sand 」があります。



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