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笠野原台地[かさのはらだいち]
笠野原台地(かさのはらだいち)は、大隅半島中央部にある南北約13キロメートル、東西約10キロメートル、面積約60平方キロメートルの台地であり、肝属平野の北西部を構成する。単に笠野原(かさのはら、かさのばる、かさんばい)とも呼ばれる。九州南部において最も広いシラス台地である。ほぼ全域が鹿児島県鹿屋市に属する。 == 地理 == 約2万5千年前、鹿児島湾北部にある姶良カルデラで起きた大噴火に伴って発生した入戸火砕流の堆積物から成っている。台地上はきわめて平坦で起伏に乏しく、所々で川が谷を穿っている。台地上面は南北方向にゆるやかに傾斜しており、台地北部は標高約180メートル、南部は標高約20メートルとなっている。台地の縁を囲むようにして西側および南側を肝属川、北側および東側を串良川がそれぞれ流れる。台地上の平坦地はおおむね畑となっているが、南西部は鹿屋市街地が広がりつつある。風が吹き抜けやすい地形のため台風などの被害が大きく風よけのための屋敷森が発達している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「笠野原台地」の詳細全文を読む
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