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波多臣 : ウィキペディア日本語版
波多氏 (古代)[はたうじ]
波多氏(はたうじ)は、「波多」をの名とする氏族
波多の地名は日本各地に分布している。具体的な地名としては、大和国高市郡波多郷〔『日本書紀』推古天皇20年(612年)5月5日条に”薬猟(くすりがり)をして後、羽田に集い、引き続いて朝廷に赴いた”という記述がある。この時の羽田を『和名類聚抄』では大和国高市郡波多郷としている。また『大同類聚方』には高市郡の波多神社に新羅伝来の「志路木藥」が伝わるとある。〕、出雲国飯石郡波多郷〔『和名類聚抄』〕〔『出雲国風土記』〕(のち波多庄)、肥後国天草郡波多郷〔があり、ほかに大和国(波多小北庄)、相模国(波多庄)、信濃国土佐国肥前国にもこの地名が存在する。これらの地名を由来とする波多姓の氏族が多数存在する。
== 各氏族の概要 ==

=== 皇別氏族(武内宿禰裔) ===

武内宿禰〔古事記では、建内宿禰(たけしのうちのすくね)〕の長男である波多八代宿禰〔『古事記』では波多八代宿禰とするが『日本書紀』では羽田が編者の一人となったため波多を羽田に変更し羽田矢代宿禰と書く。〕(はたのやしろのすくね)を祖とする〔『古事記孝元天皇段〕。は臣のち朝臣、真人。
八多(八多朝臣〔『新撰姓氏録』右京皇別〕)、八太(八太臣)、羽田(羽田臣〔『日本書紀』大化2年条〕・羽田朝臣)とも表記される。 大和国高市郡波多郷〔『和名抄』に大和国高市郡波多郷は後世、波多庄を称し、至徳三年(1386年)文書に畑庄と見ゆ、(高取町市尾から羽内の辺り及び明日香村南部まで)波多郷稲淵山との記述がある『五郡神社記』。
『大日本地名辞書 上方』
波多《ハタ》郷 和名抄、高市郡波多郷。今高取村舟倉村是なり。霊異記に高市郡波多里、又今昔物語高市郡八多郷に小島小寺ありと見ゆ、小島は今高取村に大字存す。
また波多神社のある冬野の麓には畑という地名が残るのでこの辺りまで波多郷であったと思われる。〕の地名に由来し、高市郡にあった延喜式内社の波多神社〔奈良県高市郡明日香村冬野152 『大日本地名辞書 上方』波多神社 大和志に今高市村の大字畑に在りと為す、畑は高取村の東に接すれば或は然らん、本社は延喜式に列す、波多氏の祖神なるべし。〕を氏神とした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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