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民主主義のための政党盟約 : ウィキペディア日本語版
コンセルタシオン・デモクラシア

コンセルタシオン・デモクラシア、または単にコンセルタシオンConcertación de Partidos por la Democracia)は、チリの中道~中道左派政党連合の名称である。正式には民主主義のための政党盟約(コンセルタシオン)と称する。アウグスト・ピノチェト将軍の軍事独裁政権が終わりを告げた1989年以来2010年まで一貫して政権を握っていた。
== 沿革 ==
コンセルタシオンは、軍事政権の延長の是非を問うため1988年10月に行われた国民投票に際し、軍政延長反対派のキリスト教民主党やチリ社会党及び“民主主義のための政党”など16政党が統一協定を結び同年2月に結成された「ノーをめざす運動本部」(Concertacion por el No)を母体として、1989年7月6日に結成された。
1989年12月の大統領選挙にてキリスト教民主党のパトリシオ・エイルウィンを統一候補として擁立し、軍政支持派に勝利した。それ以来、1993年エドゥアルド・フレイ(キリスト教民主党)、1999年リカルド・ラゴス(チリ社会党・民主主義のための党)、2005年ミシェル・バチェレ(チリ社会党)と、4回の大統領選挙に勝利している。しかし2009年の大統領選挙では中道右派の政党連合「変革のための同盟」が推すセバスティアン・ピニェラが勝利し、野党に転じた。
「変革のための同盟」へ政権を明け渡し野党に転じて以降、コンセルタシオンを構成する「民主主義のための政党」から同連合の枠外の政党(地方独立党 PRI、チリ共産党 PC、進歩党 PRO)との協力を進めるべきとする意見が上がったが、左傾化を警戒するキリスト教民主党がこれに反対するなど、今後の方針に向けた駆け引きが活発化している〔在チリ日本大使館編チリ情報「11月の当国政情(内政・外交) 」〕〔なお2009年の下院選挙では、チリ共産党がコンセルタシオンと選挙協力を実施し、3議席を獲得している。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コンセルタシオン・デモクラシア」の詳細全文を読む



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