翻訳と辞書
Words near each other
・ 次序
・ 次式
・ 次打者
・ 次数
・ 次数 (グラフ理論)
・ 次数付きアーベル群
・ 次数付き代数
・ 次数付き加群
・ 次数付き可換環
・ 次数付き多元環
次数付き微分代数
・ 次数付き微分環
・ 次数付き環
・ 次数加群
・ 次数環
・ 次数直径問題
・ 次期
・ 次期主力戦闘機
・ 次期固体ロケット
・ 次期固体ロケット (日本)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

次数付き微分代数 : ウィキペディア日本語版
次数付き微分代数[じすうつきびぶんだいすう]

数学、特に抽象代数学トポロジーにおいて、次数付き微分代数(differential graded algebra)は、代数構造として鎖複体の構造を持っている次数付き代数である。

== 定義 ==
次数付き微分代数(differential graded algebra)(あるいは、簡単に DGA と記すこともある) ''A'' は、次の 2つの条件を満す degree 1 (コチェイン複体表記)かまたは、-1 (チェイン複体表記)の写像 d\colon A \to A を持つような次数付き代数である。
:(i) d \circ d=0
:これは、''d'' が ''A'' にチェイン複体、あるいはコチェイン複体の構造(微分が次数を上げるか下げるかに従う)をもたらすことを意味する。
:(ii) d(a \cdot b)=(da) \cdot b + (-1)^a \cdot (db) ここに deg は次数である。
:これは、微分 ''d'' が次数付きライプニッツ則を満すことを意味する。
次数付き微分代数(differential graded algebra)という用語は、アンリ・カルタン(Henri Cartan)による〔H. Cartan, Sur les groupes d'Eilenberg-Mac Lane H(Π,n),
Proc. Nat. Acad. Sci. U. S. A. 40, (1954). 467–471〕。用語 DGA も DG-代数のかわりに使われることが多い。
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.