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横浜館(よこはまだて)は、青森県上北郡横浜町舘ノ後に所在した日本の日本の城。 陸奥湾より東方120m、上北郡野辺地町とむつ市の中間にあたるJR東日本大湊線陸奥横浜駅前の市街地に位置し、東西150m南北200mの規模をもった城郭。14世紀の中国青磁一片が出土している。現在は、宅地化のため不明確である。 == 沿革 == 横浜館はかつての陸奥国北郡横浜村に有った平城。築城時期は不明。 天喜年間(1053〜58年)には、佐々木権太郎・権次郎兄弟が居住し、その後、戦国期には七戸南部氏一族横浜氏が支配し、七戸朝慶の三子、慶則が横浜氏を継ぎ横浜館に居住したという。天正年間(1573〜92年)に三戸へ移ったと伝えられる。天正20年(1592年)、「諸城破却書上」には、横浜館は見えない。
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