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条坊制[じょうぼうせい]
条坊制(じょうぼうせい)とは、中国・朝鮮半島・日本の宮城都市に見られる都市プランで、南北中央に朱雀大路を配し、南北の大路(坊)と東西の大路(条)を碁盤の目状に組み合わせた左右対称で方形の都市プランである。 == 思想 == 儒教の教典『周礼』において、王城は「一辺9里の正方形で、側面にはそれぞれ3つずつの門を開く。城内には、南北と東西に9条ずつの街路を交差させ、幅は車のわだち(8尺)の9倍とする。中央に天子の宮、その東に祖先の霊を祀り(宗廟)、西に土地の神を祀る(社稷)。前方、南には朝廷、後方、北には市場を置く。」とある。 この思想を背景として、中国に条坊制の王城が発祥した。その後、朝鮮半島や日本などへ周礼思想とともに条坊制が伝わり、これらの地域でも条坊制の王城が営まれるようになったと考えられている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「条坊制」の詳細全文を読む
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