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李師師 李 師師(り しし)は、北宋末期の美妓。徽宗の妃嬪。 == 略歴 == 染匠の王寅の娘。母は難産のため死去し、父も早くに亡くし、養祖母の姓である李姓を称した。開封の名妓として知られ、崔念奴と共に最優秀な女性歌手として評価された。秦観、周邦彦らの詩人とことごとく知り合った。その後、趙元奴などと共に徽宗の寵姫となって、多くの財帛を賞賜された。反乱軍の首領宋江も、徽宗から招安のため李師師に賄賂を贈った。瀛国夫人を授され、才人にいたった〔明妃とも言われたが、可能性は低い(妓女の出身で子を産まなかった側室として、妃の称号は過分である)。〕。 欽宗が皇帝に即位すると、軍費のため李師師の財帛は全て没収された。靖康元年(1126年)、金軍が開封を陥落させた際、李師師は混乱により行方不明となった。変装して逃亡したと考えるのが通説であるが、自殺したあるいは出家したとも言われた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「李師師」の詳細全文を読む
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