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杉沢台遺跡 : ウィキペディア日本語版
杉沢台遺跡[すぎさわだいいせき]
杉沢台遺跡(すぎさわだいいせき)は、秋田県能代市にある縄文時代前期の遺跡である。
JR五能線北能代駅東方約1kmにある縄文前期を中心とする大規模な集落跡である。東雲台地北側とその斜面にかけて形成されており、範囲は35000m²に及ぶ。1980年秋田県教育委員会により4672m²の範囲で発掘調査が行われた結果多数の遺構が確認された。
長経31~16メートルの大型住居跡4棟をふくむ竪穴住居跡が44基、食料を保存するフラスコ状土坑(貯蔵穴)が109基検出されている。
なかでも台地の最も高い場所にある、小判型で長径が31mもある日本最大級の超大型住居が注目された。この大型住居は中央を境に柱の並び方が違い、何らかの役割の違いがあったのではないかと推定されている。また少なくとも3回は立て替えが行われたと考えられている。
フラスコ状の貯蔵穴は底経と高さが2m程度のものが多く、そこに貝殻が捨てられていたものがあった。円筒下層式土器を出土する。石器類は石錘石匙が多い。網漁に用いられる石錘は2個の切目を持った切目石錘が多く、石匙は縦型のものが多い。
集落の中心部に大型住居が位置するなど、この遺跡は、当時の人々の生活様式を知る上で多くのヒントを与えてくれる遺跡である。
また、平安時代の竪穴住居跡5棟なども検出されている。
杉沢台遺跡は1981年(昭和56年)9月3日、国の史跡に指定された。
==関連項目==

*縄文時代
*超大型住居
*円筒土器文化圏

category:日本の考古遺跡

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「杉沢台遺跡」の詳細全文を読む



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