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後天性免疫不全症候群 : ウィキペディア日本語版
後天性免疫不全症候群[こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん]

後天性免疫不全症候群(こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん、Acquired Immune Deficiency Syndrome; AIDS)は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が免疫細胞に感染し、免疫細胞を破壊して後天的に免疫不全を起こす免疫不全症のことである。一般にエイズAIDS)の略称で知られている。性行為感染症の一つ。
HIVに感染した時点ではAIDSの発症とは言えないが、ここではHIV感染症全般の事柄についても記述する。ウイルスとしてのHIVについてはヒト免疫不全ウイルス(HIV)を参照。
== 臨床像 ==

=== 急性感染期 ===
HIVの初期感染像はCDC分類では以下がある。いずれも感染後2-4週で起こるといわれ、多くの場合、数日 - 10週間程度で症状は軽くなり、長期の無症候性感染期に入るため、感染には気付きにくい。
* 急性感染 (Acute seroconversion) - 伝染性単核球症様あるいはインフルエンザ様症状
* 無症候性感染
* 持続性全身性リンパ節腫脹 (PGL)
* その他の疾患合併
上記以外にも、突然の全身性の斑状丘疹状の発疹(maculopapular rash)や、ウイルス量が急激に増加し重症化する例では、多発性神経炎、無菌性髄膜炎脳炎症状などの急性症状を示す場合もある。しかしながら、これらの症状はHIV感染症特有のものではなく、他の感染症や疾病においても起こりうる症状であることから、症状だけで判断することは困難である。
感染後、数週間から1か月程度で抗体が産生され、ウイルス濃度は激減する。一般のHIV感染検査はこの産生される抗体の有無を検査するため、感染後数週間、人によっては1か月程度経過してからでないと十分な抗体が測定されないため、検査結果が陰性となる場合がある(ウインドウ期間 ※詳しくは検査を参照)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「後天性免疫不全症候群」の詳細全文を読む



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