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山中のハリモミ純林[やまなかのはりもみじゅんりん]
山中のハリモミ純林(やまなかのハリモミじゅんりん)は、山梨県南都留郡山中湖村にある日本固有種のトウヒ属であるハリモミ (''Picea torano (P.polita)'')の純林である。 総本数は約3万本。国の天然記念物に指定されている。 == 概要 ==
富士山の東北麓、山中湖から流れ出る桂川沿いの標高950メートル付近の平坦地に広がるハリモミの林で、天然記念物に指定されたエリアは数か所にまたがり合計面積は約57ヘクタールである。山中のハリモミは直径50センチ - 2メートル、樹高20 - 26メートルの高木が、ほぼ一様の発育を遂げた純林を形成しており、日本最大規模であると同時に日本固有種であるので、山中のハリモミ純林は世界で唯一の林である。 1916年(大正5年)、日本を訪れたアメリカの、ハーバード大学植物学者アーネスト・ヘンリー・ウィルソン(Ernest Henry Wilson)博士により日本国外に紹介されたことから、その価値が認められるようになり、1963年(昭和38年)1月18日に国の天然記念物の指定を受けた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山中のハリモミ純林」の詳細全文を読む
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