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同余体[どうよたい]
同余体(どうよたい、英語:isodiapher)は、中性子と陽子の数の差が等しい核種のことである〔 小田稔ほか編、『』、研究社、1998年、項目「isodiaphere」より。ISBN 978-4-7674-3456-8〕。また、この値を中性子過剰数(ちゅうせいしかじょうすう、isotopic number)という。例えば234Th(陽子90個、中性子144個)と238U(陽子92個、中性子146個)はともに中性子過剰数が54で等しいので同余体である。同余体同士は異なる元素であるので化学的性質は異なる。 アルファ崩壊では陽子と中性子が2つずつ減少するので、親核種と娘核種は同余体となる。 安定核種が最も多いのは中性子過剰数が1の同余体で16種ある。中性子過剰数が負の同余体で安定なのは1Hと3Heのみである。 == 参考文献 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「同余体」の詳細全文を読む
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