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京大天皇事件[きょうだいてんのうじけん]
京大天皇事件(きょうだいてんのうじけん)は、1951年11月12日の昭和天皇の京都大学来学に際して発生した混乱、及びこれを発端とする学生処分事件で、「京大事件」あるいは「天皇事件」とも称される。 == 概要 == 1951年11月12日、関西巡幸途上の昭和天皇が京都大学に来学すると、これを見物しようとして同大学正門付近に押しかけた多数の学生と警備の警察官との間で若干の小競り合いが生じ、また天皇が京大に滞在している最中、遠巻きに見物していた学生のなかから反戦歌の合唱が起こった。 この出来事自体は逮捕者すら出ない突発的ハプニングに過ぎなかったが、直後の国会審議で文相および保守派の議員が学生の態度を「不敬」などとして非難し、またマスコミも同様の論調をとった。これに反応した京大当局は15日、天皇に「公開質問状」を提出した同学会(京大の全学学生自治会)に解散処分を下し、17日には学生8名を無期限停学とした。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「京大天皇事件」の詳細全文を読む
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