翻訳と辞書
Words near each other
・ ワカマー川
・ ワカミケヌ
・ ワカメ
・ ワカメ酒
・ ワカモレ
・ ワカモーレ
・ ワカレオタマボヤ
・ ワカロマ遺跡
・ ワカン
・ ワカンタンカ
ワカン・タンカ
・ ワカ・フロッカ・フレイム
・ ワカ州
・ ワガ
・ ワガドゥグ
・ ワガドゥグー
・ ワガドゥグー空港
・ ワガドゥグ全アフリカ映画祭
・ ワガドゥグ合意
・ ワガドゥーグー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ワカン・タンカ : ウィキペディア日本語版
ワカン・タンカ
ワカン・タンカWakan Tanka)は、アメリカ・インディアンスー族にとっての創造主、宇宙の真理。「大いなる神秘」のこと。
==概要==
アメリカインディアンの哲学では、この世の事どもすべては「大いなる神秘」が創造したものであり、この世の中心には、創造主である「大いなる神秘」が存在していると考える。この「大いなる神秘」の呼び名は各部族の言語によって違っており、スー族の場合は「ワカン・タンカ」となり、これはそのまま「大いなる神秘」という意味である。
ラコタスー族が伝える伝承では、スー族にワカン・タンカの存在を教えたのは、太古の昔に飢えた彼らを救った「プテ・サン・ウィン」(白いバッファローの子牛の女)である。「バッファローの国」からやってきたこの乙女はスー族にワカン・タンカの道を彼らに伝え、それが「ツンカシラ(祖父なる精神)」に繋がる道でもあると教えた。聖なるパイプであるチャヌンパを使ってワカン・タンカに祈る方法、ワカン・タンカに捧げる聖なる歌や儀式、捧げもの、これらすべてをラコタ・スー族に教えたのもプテ・サン・ウィンだという。また、プテ・サン・ウィンが去った後にやってきた四人の酋長たちは、「ワカン・タンカは、大地と月の間に漂っており、この世界と星の世界の間には何も存在していない」とスー族に教えたという〔『Crow Dog: Four Generations of Sioux Medicine Men』(Crow Dog, Leonard and Richard Erdoes,New York: HarperCollins. 1995)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ワカン・タンカ」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.