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マリヤ・マグダレナ : ウィキペディア日本語版
マグダラのマリア

マグダラのマリアは、新約聖書中の福音書に登場する、イエスに従った女性である。マリヤ・マグダレナとも転写される。正教会カトリック教会聖公会聖人
== 概要 ==

キリスト教の主要教派でいずれも聖人に列せられている。マグダラのマリアを聖人とする西方教会カトリック教会聖公会)での記念日(聖名祝日)は7月22日である。
一方、正教会では8月4日に携香女・亜使徒として記憶する(修正ユリウス暦を使用する正教会では西方と同じく7月22日)。固有の記憶日に加え、復活祭後第二主日を「携香女(けいこうじょ)の主日」として他の聖人とともにマグダラのマリアを記憶する。
マグダラのマリアは、イエスの死と復活を見届ける証人であるとともに、西方教会では男性原理を重視し組織形成していたため、教義上「悔悛した罪の女」とした。東方教会(正教会)ではマグダラのマリアを「罪の女」と同一視してこなかった。これまで多くの解釈が生まれ、真実などはっきりしないまま今に至る〔『諸聖略伝 八月』(日本ハリストス正教会教団発行)、および『The Orthodox Study Bible』ルカ福音書7章36節から50節の注解:1378頁(英語:『正教聖書研究』ISBN 978-0-7180-0359-3)にも、罪の女(Sinful Woman)とマグダラのマリアを同一視する見解は皆無である。〕。従って「罪の女」と「マグダラのマリア」を関連付けたことによる伝承は西欧・西方教会(ことにカトリック教会)独自のものである。
古くから存在する異端と言われる宗派では、イエスには花嫁としてのマリアが存在し、イエスと同等に敬愛され尊重されてきた。異端と言われても、教義・慣習に差があるだけで、俯瞰で見れば、同じキリスト教ではある。高度情報化社会となってからは、様々な過去の歴史が明らかになり、第2バチカン公会議以降、カトリック教会もマグダラのマリアを「罪深い女」から区別し、その地位の見直しが始まった。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マグダラのマリア」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mary Magdalene 」があります。



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