翻訳と辞書
Words near each other
・ ブレッドローフ島
・ ブレッド・アンド・バター
・ ブレッド・ウィレンバーグ
・ ブレッド・スコット
・ ブレッド・バトラー
・ ブレッド湖
・ ブレッビア
・ ブレッロ
・ ブレツ
・ ブレティニ・スール・オルジュ
ブレティニ・スール・オルジュ駅脱線事故
・ ブレティニー・シュル・オルジュ
・ ブレティニー・スール・オルジュ
・ ブレティニー=シュル=オルジュ
・ ブレティニー=シュル=オルジュ駅脱線事故
・ ブレティニー=シュロルジュ
・ ブレディ
・ ブレディウス美術館
・ ブレディキナ (小惑星)
・ ブレディキン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ブレティニ・スール・オルジュ駅脱線事故 : ウィキペディア日本語版
ブレティニ・スール・オルジュ駅脱線事故[ぶれてぃに=すーる=おるじゅえきだっせんじこ]

ブレティニ・スール・オルジュ駅脱線事故(ぶれてぃに=すーる=おるじゅえきだっせんじこ)とは、中央ヨーロッパ夏時間2013年7月12日17時15分頃に、フランスブレティニ・スール・オルジュにあるブレティニ・スール・オルジュ駅において発生した鉄道事故である。385人の乗客を乗せ137km/hで駅を通過しようとしたアンテルシテ脱線し、事故車両の乗客と駅にいた利用客のうち少なくとも6人の死者と30人の負傷者が発生した。
== 経緯 ==

事故は、フランスにおける本格的な夏休みシーズンで、多くの人々が列車を利用する機会の多い中で発生した。事故を起こした列車は特急列車アンテルシテ(列車番号3657)で、BB26000型電気機関車1両〔が客車7両を牽引する8両編成であった。当列車はパリオステルリッツ駅を16時53分に出発し、パリ・ボルドー線RER C線)をリモージュ〔に20時5分到着予定で走行していた。事故当時は385人の乗客がいた〔。事故現場となるブレティニ・スール・オルジュ駅〔は該当列車は通過駅であり〔、17時15分頃〔、137km/hの速度で駅を通過しようとした〔。駅の通過速度の上限は150km/hであり〔、制限速度内である〔。しかし、駅を通過する直前で、大きな衝撃音と激しいゆれが発生した後〔、客車7両のうち後方の4両が脱線し、うち6両目が駅の島式プラットホームに乗り上げ、7両目は反対側の線路に突っ込み、まるでプラットホームを列車が飛び越えているような形となった〔。4両目は脱線しなかった機関車と前方3両の客車に牽引される形で脱線しつつ引きずられ、5両目以降は連結が外れて駅に取り残される形となった〔。
この事故で、385人の乗客のうち、少なくとも6人の死者と30人の負傷者が確認された〔。負傷者のうち8人は重体である〔。一時死者は7人と報じられた事があったが〔、その後訂正されている〔。また、プラットホームに乗り上げた車両によって、ブレティニー駅の施設の一部が破壊された。死者のうち4人はブレティニ・スール・オルジュの住人で、駅で別の列車を待っていた際にプラットホームに乗り上げた車両に跳ねられたと見られている。残りの2人は列車の目的地であるリモージュの住人であったことから、列車の乗客であると推定されている〔。運転士が事故直後に事故発生時の対応をとったため、脱線した場所に向かってくる車両に事故の知らせが入り、二次的な事故は発生していない。事故の対応には、約300人の消防士、20病院の医療チーム、8台のヘリコプターが動員された〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ブレティニ・スール・オルジュ駅脱線事故」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.