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ピオーネ : ウィキペディア日本語版
ピオーネ

ピオーネ(イタリア語:Pione)は、黒葡萄の一種。名前は、「開拓者」という意味のイタリア語に由来する。また、ピヨーネと呼ばれることもある。
== 概要 ==
1957年に、静岡県井川秀雄巨峰カノンホールマスカットを交配し作出された4倍体品種である。巨峰よりも香りが強く、かつ日持ちのよい品種とされている〔中野幹夫、松田政紀、片岡衛、“ピオーネの品質改善に関する研究”『岡山大学農学部農場報告』P.12、1986年8月1日、岡山大学農学部農場〕。
強い甘みでありながら爽やかな酸味があり、すっきりとした味が特徴。また大粒なのに身が詰まり、果汁が豊富。なお、種無しになるようジベレリン処理し栽培したものはニューピオーネと呼ばれる。
「黒い真珠」と呼ばれ、その色はポリフェノールのひとつであるアントシアニンから出来ており、広島県の三次ピオーネ生産組合は「黒い真珠」を商標登録している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ピオーネ」の詳細全文を読む



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