翻訳と辞書
Words near each other
・ ピエトロ・アレティーノ
・ ピエトロ・アントニオ・フィオッコ
・ ピエトロ・アンドレア・ツィアーニ
・ ピエトロ・アンドレア・マッティオリ
・ ピエトロ・アンドレア・マッティオーリ
・ ピエトロ・アーロン
・ ピエトロ・オルセオロ
・ ピエトロ・カウキオーリ
・ ピエトロ・カウッキオーリ
・ ピエトロ・カストルッチ
ピエトロ・カヴァッリーニ
・ ピエトロ・カヴァリーニ
・ ピエトロ・クリニート
・ ピエトロ・グラデニーゴ
・ ピエトロ・ジェルミ
・ ピエトロ・ジャンノーネ
・ ピエトロ・スカラ
・ ピエトロ・スカリア
・ ピエトロ・スカルピーニ
・ ピエトロ・スパーダ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ピエトロ・カヴァッリーニ : ウィキペディア日本語版
ピエトロ・カヴァリーニ

ピエトロ・カヴァリーニPietro Cavallini, 1250年頃 - 1330年頃)は中世イタリア画家モザイク作家。経歴は殆ど知られていないが、「pictor romanus」という署名からローマ出身と思われる。ピエトロ・カヴァッリーニとも表記する。
カヴァリーニが最初に注目されたのは、サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂のための連作モザイク(制作:1277年 - 1285年)で、新約聖書および旧約聖書の中の挿話を題材とした。しかし、1823年の火災で作品は焼失した。
1291年、ベルトルド・ステファネスキ枢機卿の依頼で、ローマのサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会に『マリアの生涯からの情景』という6つの場面(聖母の誕生、受胎告知、キリストの誕生、東方三博士の礼拝、神殿奉納、永眠)から成るモザイクを制作。写実的描写と遠近感の試みが高く評価される。
1293年、フレスコ画『最後の審判』を、ローマのサンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会に描く。ローマ派自然主義の特徴を良く表していると言われている。
1308年、カヴァリーニはナポリカルロ2世の王宮で働き、ローマ派の同僚フィリッポ・ルシュテと共同で、サン・ドメニコ・マッジョーレ教会(1308年)、サンタ・マリア・ドンナ・レジーナ・ヴェッキア教会(1317年)の壁画を制作した。
それからローマに戻ると、サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂の外部のモザイク装飾に着手した。
カヴァリーニの弟子の中には、ジョヴァンニ・ディ・バルトロメオがいる。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ピエトロ・カヴァリーニ」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.