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ビンテージ : ウィキペディア日本語版
ヴィンテージ

ヴィンテージまたはビンテージ()とは、本来、ワインにおいて、ぶどうの収穫から醸造を経て、瓶詰めされるまでの工程を表す言葉である。語源はフランス語の""で、さらに遡ればラテン語の「ぶどうを収穫する」という意味からきている。
同一年に一定の区域から収穫されたぶどうのみを使って醸造されるワイン、また、そのワインに使われたぶどうの収穫年を指し、いわゆる当たり年のワインを指すようになった。名品や、年代物の楽器・オーディオ製品・カメラ・衣料品・くるまなどの希少品の意味に用いられるようになったが、英語の""は、「~の頃」、「時代」などを意味し、""(古い時代の時計)などの使い方をする。
「ヴィンテージ・ワイン」といえば、高級ワインの代名詞であることから、英語圏には「ヴィンテージ」のつく商標や商品が多数ある。
== 概要 ==
ヴィンテージとは、前述のように元来はぶどうの収穫を指し、ぶどうを醸造してワインにする年号、そして車両やジーンズ、ギターなどに対してある特定の年代の事を指す言葉である〔学習研究社 - 学研総合和英辞書「辞スパ」 項目 "" より〕。
「ヴィンテージ」の語源の一つとして "" がある。これは、つる植物を意味し、その多くはぶどうを指す。例えば "" はぶどうの木を指すが、ぶどう園の事を "" あるいは "" と呼ぶ。又、ワインと関連するも英語で "" と書きフランス語で酢を意味する "" も単に語源は "" (酸っぱいワイン)という意味から分かるように "" はぶどうに大きく関係している言葉である。(※:ちなみにワインも "" である。)これらの事からぶどうの収穫が質・量共に良かった時代の年を "" として「特定の年に作られた良いもの」という意味で使用された。さらに意味が派生してワインを含め、車やジーンズギターなどある特定の年の「よき時代」に生産された物が長い年月を掛けて現在にも残る「年代物」といった意味で使用される言葉である。例えば、乗用車における "" は、1910年代後半(1916年から、又は1919年から。文献によって違いあり)より1930年までに生産された自動車を指し、自動車愛好家にとって「特定の年に作られた良いもの = ヴィンテージカー」という認識が存在しているからだと考えられる。
「年代物の逸品」という解釈は間違っていないが「特定の年に作られた良いもの」という非常に限られた範囲の指標を持つ意味である事が、ヴィンテージという言葉の意味で特筆とされる部分であろう。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴィンテージ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Harvest (wine) 」があります。



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