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ヒルガードの心理学 : ウィキペディア日本語版
ヒルガードの心理学
ヒルガードの心理学は、1953年の初版から2014年の第16版まで半世紀以上にわたって改訂され続けている心理学随一の入門書である。初版〜第3版はスタンフォード大学教授のによって『心理学入門』(Introduction to Psychology) の書名で出版された。本書は、アメリカ心理学会ウェブサイト所収の人名録 によれば、「世界中で最も広く最も長く使用されている心理学入門書」と評されている。その後、第4版 (1967) には生物心理学と認知心理学が専門の、第5版 (1971)には臨床心理学が専門のリタ・アトキンソン、第6版 (1975)には社会心理学が専門のダリル・ベム、第7版 (1979)には認知心理学専門のエドワード・スミス、第11版 (1993)には臨床心理学と健康心理学専門のが加わり、そして第12版 (1996)と第13版 (1999) は、リタ・アトキンソン(カリフォルニア大学サンディエゴ校)、リチャード・アトキンソン(カリフォルニア大学サンディエゴ校)、エドワード・スミス(ミシガン大学)、ダリル・ベム(コーネル大学)、スーザン・ノーレン・ホークセマ(ミシガン大学)の執筆陣によって、書名もヒルガード教授の貢献に敬意を表し『ヒルガードの心理学(入門)』(Hilgard's Introduction to Psychology) と改められ、アメリカ合衆国だけでも実に139大学が本書を教科書に指定し、英語版だけで年間50万部の売り上げになっている。
第14版(2003)にはエドワード・スミス、ダリル・ベム、スーザン・ノーレン・ホークセマの他に、バーバラ・L. フレデリックソン(ミシガン大学)、ジェフリ・ロフタス(ワシントン大学)、ステファン・マーレン(ミシガン大学)が加わり、書名もリタ・アトキンソンとリチャード・アトキンソンの長年の功績に対し、『ヒルガードとアトキンソンの心理学(入門) (Atkinson & Hilgard's Introduction to Psychology)』に改められている。
第15版(2009)と第16版 (2014) は、バーバラ・フレデリックソン、ジェフ・ロフタスの他に、ヨーロッパのヴィレム・ワーグナー(ライデン大学)、クリステル・ルッツ(ユトレヒト大学)、マーク・ライニッツ(ピュージェット・サウンド大学)が加わり、執筆陣の国際化による世界的な教科書に拡張されたが、ホークセマは、第16版執筆中の2013年1月に心臓手術にともなう血液感染症により53歳の若さで亡くなった
本書はこれまでフランス語、ドイツ語、ヘブライ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、中国語に訳されてきたが、第13版〜第16版は内田一成上越教育大学大学院教授)の監訳により日本語版も刊行されている。
==参考文献==

* スーザン・ノーレン・ホークセマ、バーバラ・L・フレデリックセン、ジェフ・R・ロフタス、 クリステル・ルッツ著. 内田一成 (監訳)『ヒルガードの心理学(第16版)』金剛出版、2015


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヒルガードの心理学」の詳細全文を読む



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