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ナマン・ケイタ : ウィキペディア日本語版
ナマン・ケイタ

ナマン・ケイタ(Naman Keïta、1978年4月9日 - )は、フランスの陸上競技選手。400mハードルを得意とする選手で、4×400mリレーでも優れた成績を残している。2004年アテネオリンピックの銅メダリストである。父親がマリ出身であるため、ケイタも2000年までマリの代表として大会に出場していた。現在でも400mハードルのマリ記録を持っている。
== 経歴 ==
ケイタは、2002年のヨーロッパ選手権の4×400mリレーで銅メダルを獲得。2003年の地元パリで開催された世界選手権では400mハードルと4×400mリレーに出場。400mハードルは準決勝で敗れたものの、4×400mリレーは決勝に進出し、アメリカに次いで2位でゴールした。しかし、後にアメリカのカルビン・ハリソンの薬物違反が判明し、アメリカは失格。フランスが繰り上がりの金メダルを獲得した。
2004年のアテネオリンピックの400mハードルでは、後方から追い上げるレースを見せ、7番手から最後の直線で前を走っていた選手を追い抜いてゆき、48秒26で、ドミニカ共和国フェリックス・サンチェスジャマイカダニー・マクファーレンに次いで銅メダルを獲得した。翌2005年のヘルシンキで開催された世界選手権では5位に終わっている。2006年のヨーロッパ選手権では、3番手を走っていたがゴール直前イギリスのリース・ウィリアムズにかわされ4位に終わった。しかし、4×400mリレーでは、3分01秒10で、イギリスをおさえ金メダルを獲得している。
ケイタは、2007年、大阪で開催された世界選手権に出場。400mハードルは準決勝で敗退したものの、試合後、ドーピング検査で陽性反応があり失格となった。大会後10月に2年間の出場停止処分が課され、北京オリンピックへの出場機会を逃すこととなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ナマン・ケイタ」の詳細全文を読む



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