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テパパ : ウィキペディア日本語版
ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワ[にゅーじーらんどこくりつはくぶつかんてぱぱとんがれわ]

ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワ (Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa) は、ニュージーランド国立博物館である。
== 概要 ==
1865年設立のコロニアル・ミュージアムに起源を持ち、1988年に博物館設立計画が誕生する。1992年にニュージーランド博物館テ・パパ・トンガレワ法1992が議会を通過し1998年に開館した博物館。建物の設計はJASMAX社が担当しフレッチャー・コンストラクション社が施行を担当した。
一般的にはTe PapaOur Placeとして知られ、"Te Papa Tongarewa"(マオリ語)は大雑把には"the place of treasures of this land"(この土地の宝のある場所)と訳せる。
テ・パパの建物は、ニュージーランド、ウェリントンのケーブル・ストリートの海岸沿いにある。建物内は、ニュージーランドの文化や環境に特化した展示や喫茶店、土産物屋の6階からなる。博物館には人造の洞窟や自然の茂み、湿地のある野外空間も含まれる。36,000平方メートルの建物は、1998年の開館に3億ニュージーランド・ドルかかっている。トリー・ストリートにある2つめの建物は研究と保管に用いられており、一般には開放されていない。
テ・パパは、サー・ピーター・ブレイクとニュージーランド首相(当時)のジェニー・シップリーおよびシップリーの2人の子供により1998年2月14日に開館された。博物館は開館5ヶ月で入館100万人を記録し、年間100~130万人が訪れる。
博物館の基本方針には、統一された所蔵品の構想──文化と環境の体験、公開討論の理念、Tangata Whenua(この地の人々、ニュージーランド原住民すなわちマオリ族)とTangata Tiriti(非先住民)の二文化間の協調、多様性と多面的な協力の強調──を盛り込んでいる。2004年には、''Toi Te Papa: Art of the Nation''と題されたニュージーランド絵画の長期展示へ更なるスペースが充てられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa 」があります。



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