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テディ・タムゴ : ウィキペディア日本語版
テディ・タムゴー

テディ・タムゴー(Teddy Tamgho、1989年6月15日 - )はフランス陸上競技選手、2013年世界選手権男子三段跳金メダリスト。男子三段跳室内世界記録保持者。
国際大会は2008年世界ジュニア選手権男子三段跳で初優勝、翌2009年には世界選手権に初出場し決勝進出の結果を残した。2010年3月、世界室内選手権で17m90の室内世界新記録を樹立。同年に開始したIAAFダイヤモンドリーグの男子三段跳年間王者に輝く。同年のヨーロッパ選手権は3位に入り銅メダルを獲得。2011年の世界選手権、2012年のロンドンオリンピックは足首の怪我のために出場できなかった。2013年8月、世界選手権決勝で18m04をマークして優勝、史上3人目の18メートルジャンパーとなる〔Mitch Phillips (2013-08-18). Tamgho joins elite 18-metre club for triple jump gold Reuters. 2013年8月28日閲覧〕。
== 経歴 ==

=== 幼少期から2009年にかけて ===
タムゴーはフランスパリで生まれた。カメルーンのにルーツを持つ〔Sophie Greuil (2013-08-18). Athlétisme: Teddy Tamgho l'impulsif a pris la bonne impulsion Reuters. 2013年8月28日閲覧〕。スヴランコミューンで成長した子供の頃陸上競技に興味を持った。13歳からディナミク・オーナイ・クリュブ (Dynamic Aulnay Club) の選手として三段跳の競技会に出場し始めた〔Tamgho, un record né à Aulnay . RMC Sport (2010-03-15). Retrieved on 2010-06-13.〕。2007年のヨーロッパジュニア選手権で初めて選手権大会に出場したが、自己ベストの16m35を記録したものの4位となり表彰台を逃した〔Results – Triple Jump Men 2007 European Juniors . European Athletics (2007-07-20). Retrieved on 2010-06-13.〕。
翌2008年、1月にタムゴーは初めてジュニアフランス記録を樹立。2月のフランス室内選手権ではに次ぐジュニア世界歴代2位の16m94をマークした。タムゴーは、「助走のスピードが自分の長所であり、自らの成功の要因はコーチのジャン=エルベ・スティーヴナールおよびチームメイトの、との練習の成果だ。」と述べた〔Vazel, Pierre-Jean (2008-02-17). Junior Tamgho threatens 17m barrier, Arron over Hurtis-Houairi – French Indoor champs Day two . IAAF. Retrieved on 2010-06-13.〕。

屋外シーズンに入り、タムゴーは7月の世界ジュニア選手権に出場し、北京オリンピックのフランス代表入りに必要な標準記録17m13のクリアと優勝を狙った。17m33の記録で優勝し金メダル獲得は達成したが、優勝記録は風速2.1m/sの追い風参考記録であったため、フランス代表入りのためには公認される風速下での記録が必要な状況が続いた〔Arcoleo, Laura (2008-07-12). Tamgho and Lemaitre make it a historical day for France . IAAF. Retrieved on 2010-06-13.〕。タムゴーは7月のフランス選手権で調子を合わすことはできず、優勝記録から遠く及ばない16m79の記録で4位に終わった〔Championnats de France Elite . Athlé (2008-07-24). Retrieved on 2010-07-13.〕。タムゴーはオリンピック代表入りを逃し、フランスからはだけが同種目に出場した。
スティーヴナールとの下で練習をはじめ、2月にで行われた室内競技会で過去の自己ベストを3回連続上回った後17m37の自己新記録で決着を付けるなど、タムゴーは著しい成長を遂げて2009年室内シーズンのスタートを切った〔Vazel, Pierre-Jean (2009-02-01). World Junior champion Teddy Tamgho triple jumps to 17.37m . IAAF. Retrieved on 2010-06-13.〕。同月に行われたミーティングセアト (Meeting SEAT) では、フランス新記録には1cm及ばないものの、23歳以下世界最高記録となる17m58まで自己ベストを伸ばした〔Vazel, Pierre-Jean (2009-02-14). Hooker's momentum continues while Tamgho impresses in Paris . IAAF. Retrieved on 2010-06-13.〕。フランス室内選手権は17m44の記録で優勝、タムゴーは初めて国内タイトルを獲得した。しかしタムゴーはケガを抱えながら大会に出場しており、ヨーロッパ室内選手権に向けて状態を立て直すために2週間を要した〔Vazel, Pierre-Jean (2009-02-21). Tamgho triples 17.44m in Liévin – French champs Day 1 . IAAF. Retrieved on 2010-06-14.〕。3月のヨーロッパ室内選手権は1回目の試技が16mに届かず、後の2回はファウルに終わった。タムゴーは最有力候補の1人にもかかわらず、予選で姿を消した〔European Indoors 2009 – Triple Jump Men Results . European Athletics (2009-03-06). Retrieved on 2010-06-14.〕〔European Athletics Indoor Championships – Men's Field Events Preview . European Athletics (2009-03-04). Retrieved on 2010-06-14.〕。
屋外シーズンに入り、7月にパリで行われたミーティングアレヴァでオリンピック銀メダリストのフィリップス・イドウと対戦した。イドウは17m17をマークして優勝、タムゴーは調整不足であり16m97の記録で5位だった〔2009 Meeting Areva Triple Jump Men . IAAF (2009-07-17). Retrieved on 2010-06-14.〕。7月末、タムゴーはフランス選手権で世界選手権の参加標準記録Aを突破する17m11をマークして初優勝を飾り、フランス男子三段跳選手トップの地位を固めた〔Vazel, Pierre-Jean (2009-07-26). Mesnil over Lavillenie, Baala returns with 1500m win – French Champs . IAAF. Retrieved on 2010-06-14.〕。8月、ベルリンで開かれた世界選手権は予選で17m11をマークし決勝進出を果たす〔Mulkeen, Jon (2009-08-16). Event Report – Men's Triple Jump – Qualification . IAAF. Retrieved on 2009-08-18.〕。しかし、決勝は唯一成功した跳躍の記録が16m79で4回目以降の試技に進むことができず11位となった〔Mulkeen, Jon (2009-08-18). Event Report – Men's Triple Jump – Final . IAAF. Retrieved on 2009-08-19.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Teddy Tamgho 」があります。



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