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ダイダリオーン ダイダリオーン()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してダイダリオンとも表記される。明けの明星ヘオースポロスの子で、ケーユクスと兄弟。娘キオネーの父。剛勇を誇る好戦的な人物だったとされる。 娘のキオネーはヘルメースとアポローンに愛されて、両神の子アウトリュコスとピラムモーンを生んだが、傲慢だったのでアルテミスに射殺された。 ダイダリオーンはこの死を嘆き、娘の火葬の炎の中に自分も飛び込もうとした。しかし人々に止められると、彼はパルナッソス山の山頂に登り、断崖から飛び降りた。アポローンは彼を哀れに思い、ダイダリオーンをハイタカに変えた。このためハイタカの一族は、ダイダリオーンが人間だったころの荒々しい性格を引き継いで、攻撃的な鳥になったのだという。 ==系図==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイダリオーン」の詳細全文を読む
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