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イワン・マルティノフ : ウィキペディア日本語版
イワン・マルティノフ

イワン・マルティノフ(Ivan Ivanovich Martinov、姓の表記は Martynovとも、ロシア語表記: Иван Иванович Мартынов、1771年 - 1833年10月20日(ユリウス暦11月1日)はロシアの語学者、植物学者である。ロシア科学アカデミーのメンバー(1807年)である。
ポルタヴァの司祭の家で生まれた。神学校で学んだ後、ギリシャ語やラテン語の教師となった。1796年から開明派のガヴリーラ・デルジャーヴィンミハイル・スペランスキーらと雑誌 «Муза»の出版を始めた。1797年から、貴族子女のための教育機関、スモーリヌイ修道院の言語学と地理学の教師となった。ストロガノフ(Alexander Sergeyevich Stroganov)と多くの翻訳を行った。その後も教育関係の役職をつとめた。1804年から雑誌、 «Северный Вестник»の出版を行った。1823年から1829年の間に26巻に及ぶ、多くのギリシャ古典文学の翻訳を行った。
マルティノフの貢献で大きなものは1820年に執筆した『植物学用語辞典』«Техно-ботанический словарь»である。いくつかの植物が記述され、キク科の学名、''Compositae'' Martynov(保留名)などはマルティノフが命名した。

==参考文献==

* Записки И. И. Мартынова // Памятники новой русской истории. — Т. 2. — Спб.: тип. Майкова, 1872. — С. 68-182 (паг. 2).


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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