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アルカンタラ射場[あるかんたらしゃじょう]
アルカンタラ射場(、)はブラジルマラニョン州のAlcântaraにあるロケット打ち上げ施設〔Brazil, Ukraine to launch rocket together in 2010 , UNIAN (December 3, 2009)〕。ブラジル空軍により管理されている。赤道に最も近い射場であり、このことは静止衛星を打ち上げる際に大きなアドバンテージとなっている。 == 概要 == 建設は1982年に始まり、初の打ち上げは1990年2月21日、観測ロケットソンダ2 XV-53であった。1994年にはフランスによりOngoron IとOngoron IIロケットの試験もここで行われている。 観測ロケットとVLSロケットの打ち上に使用される。2003年8月22日のブラジルロケット爆発事故では21人が死亡した。 アルカンタラからブラジル以外のロケットを打ち上げる計画もあり、2003年にはウクライナのTsyklon-4の打ち上げが契約された〔President of Ukraine signs Decree on measures to ensure realization of Ukrainian-Brazilian project of creating space rocket complex "Cyclone - 4" 〕(2009年12月時点で2010年末の打ち上げ予定〔)。 2006年にはウクライナとの合弁事業としてアルカンタラ射場からツィクロン-4を打ち上げるためにが設立されたが、2015年7月に中止された〔#sthash.4q2Yf9pr.dpuf Brazil Pulling Out of Ukrainian Launcher Project 〕。 2015年11月13日にVS-40M V03がアルカンタラ射場から発射直後に爆発した〔Foguete VS40M - Explode no Lançamento no CLA 〕。けが人はいなかった模様。 現在、軍が管理するCLAの近くにブラジル宇宙機関が管理する民間打ち上げセンターを建設する政府案が存在するが、近隣住民の反対があり進んでいない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルカンタラ射場」の詳細全文を読む
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