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アジリジン : ウィキペディア日本語版
アジリジン

アジリジン (Aziridine) は、窒素原子1つと炭素原子2つからなり、分子式が C2H5N と表されるヘテロ三員環化合物(慣用名: エチレンイミン)のIUPAC系統名、およびこの三員環の構造を持つ有機化合物の総称(アジリジン類)である〔''Heterocyclic chemistry'' T.L. Gilchrist ISBN 0-582-01421-2〕〔''Epoxides and aziridines - A mini review'' Albert Padwaa and S. Shaun Murphreeb Arkivoc (JC-1522R) pp 6-33 Online article 〕。
母化合物エチレンイミンについては項目: エチレンイミンを参照。
==構造==
アジリジンの原子上の結合角は約60度で、通常の炭化水素に見られる結合角109.5度よりもだいぶ小さい。そのため、シクロプロパンエチレンオキシドと同程度の角ひずみが生じている。この種の化合物の結合はバナナ型結合モデルを使って説明できる。アジリジンは直鎖状脂肪族アミンと比べて塩基性が弱く、酸解離定数は7.9である。またアジリジンの大きな結合角によって窒素原子の反転への障壁が高まっている。この障壁が十分高いため、N-クロロ-2-メチルアジリジンのシス体とトランス体は分離することができる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アジリジン」の詳細全文を読む



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