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『わしも知らない』（わしもしらない）は、武者小路実篤による初期の戯曲。1914年1月に『中央公論』に掲載された。また、翌年の1915年、文芸座で上演されている。これは実篤の戯曲作品ではじめての上演であった。 == あらすじ == 目蓮は、流離王に弄殺されそうになっている釈種を助けるよう釈迦に頼むが、釈迦は助けることは出来ないと言う。 釈種は瑠璃王側の兵によって殺されていく。捕えられた子供は男の子は轢き殺され、女の子は池に埋められてしまう。 流離王はその池の上に城を建て、毎日宴会をしていた。だが、その城には建って七日目で焼けて城に居る者全員が焼け死ぬという風評があった。 七日目、一人の女が城に火をつける。流離王は籠姫を殺し、好苦梵士と胸をつらぬき合い、死ぬ。 その次の朝、釈迦に目蓮はすべての人間が調和して生きていくことの出来る日はいつになるかと聞く。その問いに釈迦は「わしも知らない」と答える。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「わしも知らない」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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