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おがさわら丸 : ウィキペディア日本語版
おがさわら丸[おがさわらまる]

おがさわら丸(おがさわらまる)は、小笠原海運が運航する貨客船本土東京)と小笠原諸島父島)を結ぶ定期航路としては唯一の交通手段である。1979年建造の初代おがさわら丸、1997年建造の2代目おがさわら丸、2016年建造の3代目おがさわら丸がある〔。
== 初代 ==

本土復帰後、傭船東海汽船椿丸」)・中古船(元関西汽船「浮島丸」→「父島丸」)に頼っていた小笠原海運が本航路向けに建造した初の本格定期船で、前年に就航した東海汽船「すとれちあ丸」の準同型船である。すとれちあ丸が2舵に対し本船は1舵の為水中の抵抗が減り、航海速力が0.4ノット速くなった。標準航海時間は28時間30分とされていたが、海流や天候などによって往路は29時間程度かかることが多く、復路は東京港の混雑によっては30時間近くかかることもあった。
1等はカプセルホテルのようなベッドのある2人室であり、船内でレンタルビデオサービスを行っていた。2等でもゆれやすい船体下部の部屋は、オフシーズンには娯楽室として使われていた。小さいながらも父島への貴重な交通手段として親しまれ、小笠原で使用されるものはプレハブ住宅プレジャーボートのほか郵便物現金に至るまで、危険物を除くほとんどの物資を運ぶ文字通りのライフラインであった。船長は甲斐雄一郎。
1997年に同名の後継船就航のため引退した後はSulpicio Linesフィリピン)に売却され、船名を「プリンセス・オブ・ザ・カリビアン」(''PRINCESS OF THE CARIBBEAN'')に変更し、セブ島周辺で活躍しているとされる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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