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うわさのベーコン : ウィキペディア日本語版
うわさのベーコン

うわさのベーコン猫田道子の短編小説。1999年にクイック・ジャパン誌に掲載され、誤字、脱字の多さや敬語表現の間違いをはじめとする「パースペクティヴの狂った語り」〔中条省平 (1999). p.121〕が話題となった。小説家の高橋源一郎が自身の文学論において繰り返し言及しただけでなく、「九〇年代で一番感心した小説」〔高橋源一郎、奥泉光 (2001). pp.192-193〕と評したことで知られる〔斉藤環 (2004). p.75〕。
1993年から翌1994年にかけて選考された第1回ジュノン小説大賞で最終候補作となり、受賞こそ逃したもののその特異な文体から編集者などの間で話題を呼び、ついに1999年にクイックジャパン誌上で全文が掲載された。2000年には「西山さん」「正一新聞」「卯月の朝」などの未発表短篇とあわせ太田出版から単行本が出版されている。
==あらすじ==
藤原家の一人娘である「私」は幼い頃に兄を亡くした。手元には兄のかたみのフルートが残ったが「私」はそれをいとこの「おミッちゃん」にあげてしまい、「光司さん」との結婚という夢を追いかけ始める。しかし「光司さん」はいつになっても自分のところへ来ず、ついに結婚の夢は破れた。それまで漠然と音楽の勉強を続けていた「私」はフルートの練習に取り組むようになる。まわりが就職活動を済ませ卒業してゆくことに焦りながらも「私」はプロとして活動を始め、県内でも指折りのフルート奏者になった。しかしある日「私」は交通事故に遭い、二度の手術の甲斐もなく命を落とした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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