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Dクラッカーズ : ウィキペディア日本語版
Dクラッカーズ[でぃーくらっかーず]

Dクラッカーズは、あざの耕平によるライトノベル。口絵・挿絵は村崎久都が担当。富士見ミステリー文庫刊〔レーベル創刊第一弾タイトルでもある〕。
月刊ドラゴンマガジンでの新人競作企画「龍皇杯」で発表された短編「Dクラッカーズ」を大幅にリメイクしたものがシリーズの第1巻となっている〔短編集第2巻に収録〕。2007年に新装版が富士見ファンタジア文庫より刊行された。
物部景と姫木梓がカプセルと呼ばれるドラッグを巡るマーケットに巻き込まれながら開いた心の距離を縮めるネオ・アクション・サスペンス。
== 登場人物 ==

=== メインキャラクター ===
; 物部 景 (もののべ けい)
: 本作の主人公。性格は根暗で無口、無愛想。しかしこれは他人を遠ざけるために自ら作ったもの。本来は物静かで優しい人物である。そのキャラクターの割りに校内での知名度は極めて高いが、彼の性格や行動、また図書室に入り浸っていることなどから「図書室の住人」などとやや侮蔑気味に呼ばれることが多い。実際、景を知る者の多くは「興味はあるがあまり関わりあいたくない」といった反応を示している様子。とある悪魔を探して悪魔狩りをしている。大きめの青いフード付のウィンドブレイカーを着用していたため、カプセルユーザーの間では「ウィザード」と呼ばれている。「ウィザード」としての勇名はもはや葛根市のアンダーグランドでは知らぬ者のないほどに広まっており、無軌道な若者の集まるDD(ドラッグ・ドッグス)のリーダー、甲斐氷太に勝ったことでその存在感は確固たるものになった。「影」と呼ばれる戦術的・攻撃力的に優れた強力な悪魔を所有し、オーナーとしての実力はかなりのもの。相棒はおよそ彼とは正反対の性格をした水原。なお、物語中盤で密かに女生徒に人気があることが明かされている。
; 姫木 梓 (ひめき あずさ)
: ヒロイン。景とは幼馴染であり“同胞”だったが両親の都合で渡米し離別。トレードマークはポニーテール。7年後、彼女の帰国から物語は始まる。
: 幼少期より活発で負けん気が強かった彼女は渡米時に護身術を嗜んでおり、その実力は作中で度々発揮されることとなる。転入後に松崎祐子、倉沢麻里奈らのグループと懇意になる。しかし幼馴染である景に不穏な容疑が掛けられようとした一件で、後の相方である海野千絵や水原勇司の協力のもと事件解決にあたり、結果的に彼女らと縁を切ることになった。「王国」の外の世界を恨み、景に対して女王様気質だった幼少期と異なり現在は分別のつく人格者ではあるが、未だに景のことになると冷静な判断力を欠く。セルネットの頂点である「女王」に関する重大な秘密を持つ。
; 海野 千絵 (うみの ちえ)
: 葛根東高校実践捜査研究会会長でカプセル撲滅に熱を上げている「葛根東のミス・ホームズ」(「アルティメット風紀委員」とも)。
: 長く艶やかな黒髪がトレードマークで一見すると大和撫子そのもの。ちなみに本人は無自覚だが変装が壊滅的に下手で、それが梓や勇司の悩みの種になっている。興奮すると小鼻をふくらませる癖がある。
: 情報収集力に長けている反面、戦闘では無力であるため常々「積極的防衛力」を欲していた。自分の限界を省みない行動力や、豪胆さと少女らしい傷付きやすい性格を併せ持った独特なキャラクターであり、確実に主要メンバーの一員としての株を上げ続け、特に物語の後半部では彼女の持ち味が最大限に発揮されている。軽薄な水原を毛嫌いしているが、物語が進むにつれて互いに憎からず思うようになっている。
; 水原 勇司 (みずはら ゆうじ)
: 千絵曰く、「女たらしのミスター軽薄」であり、自称「美女と、美少女と、その他の女性---カッコ上限三十五の味方」。自称する通り、酒・タバコ・女・ドラッグとプロフィール上はジャンキーそのものではあるが、一方で「ウィザード」=景の相棒として数々の死線を潜り抜けてきた。オーナーではないため悪魔戦での直接的な戦闘力には成り得ないが、こと情報戦に関しては千絵を遥に超えたスキルを擁しており、ヒット&アウェイを基本スタイルとする景との相性も良い。
: かつて「フェスタ」のコードネームでセルネット第五世代細胞に属していたため、セルネットの内部構造に通じている。兄がいたが作中では既に他界しており(正確にはカプセルと女王が形成した王国に取り込まれていた)、円満だった生前と異なり今ではいなくなった兄に対して憎悪を感じている。しかしそれ以上に、なぜ兄が自殺をしなければならなかったのか、その理由を知りたいという願いから夜の世界に飛び込んだ。三巻でのⅨC(ナインシー)との全面戦争や五巻でのファーストセル戦、終盤での「影」代行など、度々景との信頼関係の厚さを思わせるシーンがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Dクラッカーズ」の詳細全文を読む



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