翻訳と辞書
Words near each other
・ 貯蔵所
・ 貯蔵方法
・ 貯蔵期限
・ 貯蔵根
・ 貯蔵法
・ 貯蔵減
・ 貯蔵炭水化物
・ 貯蔵物質
・ 貯蔵病害
・ 貯蔵種子
貯蔵穴
・ 貯蔵細胞
・ 貯蔵組織
・ 貯蔵胞
・ 貯蔵脂肪
・ 貯蔵脂質
・ 貯蔵葉
・ 貯蔵蛋白(質)
・ 貯蔵障害
・ 貯蔵養分


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

貯蔵穴 : ミニ英和和英辞書
貯蔵穴[ちょぞうけつ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

貯蔵 : [ちょぞう]
  1. (n,vs) storage 2. preservation 
: [そう, くら, ぞう]
 【名詞】 1. warehouse 2. cellar 3. magazine 4. granary 5. godown 6. depository 7. treasury 8. elevator
: [けつ, あな]
 【名詞】 1. (col) ass 2. arse 3. buttocks

貯蔵穴 : ウィキペディア日本語版
貯蔵穴[ちょぞうけつ]
貯蔵穴(ちょぞうけつ、)は、主に食料を地中に貯蔵するために掘削する容器状の遺構土坑の一種。日本では縄文時代中期以降に出現する。
== 概要 ==
縄文時代の貯蔵穴は、主にドングリ等の堅果類を貯蔵する用途に使用された。形態は竪穴式で円形を基本とし、断面は入り口が狭く底部が広いフラスコ状を呈する。大きく、低地の湿地に作られるものと高地の乾燥地に作られるものとがあり、前者はアクの強い堅果類を水浸しにして保存することでアク抜き効果をねらったもの、また後者はアクの少ない堅果類を保存するためにつくられたものと考えられている。弥生時代に入ると、水稲耕作の普及により、貯蔵対象がに変化する。米は穂首刈りされた状態で稲モミとして貯蔵された。形態は縄文時代と同様に竪穴式で平面形態は円形を基本とし、初期には方形・長方形の平面形態を持つものも少量認められる。断面形態もやはり入り口が狭く底部が広いフラスコ状を呈し、しばしば屋根をつけるための柱穴を伴う。弥生時代の貯蔵穴からはしばしば多量の土器が出土するが、実際に貯蔵に使われた土器がそのまま出土することはまれであり、ほとんどは貯蔵穴としての機能を終えたあとゴミ捨て場として再利用されたために、壊れた土器が多量に出土するという状況を呈する。貯蔵穴の中に植物の葉などを敷き、その上に稲モミを直接置いて貯蔵した事例も見つかっており、必ずしも土器などの容器に入れて貯蔵するわけではない。弥生時代中期中葉以降、稲モミの貯蔵施設は、掘立柱建物へと移り変わっていき、貯蔵穴は弥生時代後期以降には西日本ではほとんど利用されなくなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「貯蔵穴」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.