翻訳と辞書
Words near each other
・ ツメナガホオジロ
・ ツメバガン
・ ツメバケイ
・ ツメバケイ亜目
・ ツメバケイ属
・ ツメバケイ目
・ ツメバケイ科
・ ツメバンケイ科 (Sibley)
・ ツメブ
・ ツメブ鉱山
ツメレンゲ
・ ツメ切り
・ ツモ
・ ツモっ子の森
・ ツモリガン
・ ツモリチサト
・ ツモ和了
・ ツヤクワガタ
・ ツヤクワガタ属
・ ツヤハダクワガタ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ツメレンゲ : ミニ英和和英辞書
ツメレンゲ[めれんげ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

メレンゲ : [めれんげ]
 【名詞】 1. meringue 2. (n) meringue

ツメレンゲ : ウィキペディア日本語版
ツメレンゲ[めれんげ]

ツメレンゲ(爪蓮華、学名: )は、ベンケイソウ科イワレンゲ属に分類される多年生多肉植物である。
和名ロゼットの様子が仏像台座(蓮華座)に似ており、かつロゼットを構成する多肉質の葉の先端が尖っていて、その形状が獣類のに似ることから。ところによってはタカノツメと呼ばれる場合がある。
== 形態 ==
常緑性、多肉質披針形をしており、先端は状になる。野生種は緑色だが園芸品種には斑入りや白っぽくなったり、紅色を帯びるものがある。
根出葉が密生してロゼット状にまとまり、その径は最大12cmほど。季節により変化し、には若干小さくなる。根元からは盛んに腋芽を出し、群落を形成する。

10-11月に伸長したロゼットの中央軸が伸び上がって高さ10~30cmの花穂を塔状に立て、多数の円錐状に群生させる。花弁5枚では披針形で白色、は赤く、花弁に映える。短日性で、花序の下方から順に咲き上がる。種子は微小で軽く、風によって散布される。

ただし、岩場に生えるものは、ロゼット・花穂ともかなり小さくなる場合が多い。

開花しない年には、氷点以下に気温が低下する地域だと、中心に鱗片状の葉が球状に固まった冬芽を形成する。厳寒期にはそれまであった葉は枯れるが、春が来ると中心で守られていた生長点から再び新しい葉を出し始める。冬芽を形成しても、氷点以下まで冷え込まないような場所では生長を継続することもある。

ベンケイソウ科の園芸植物は海外から多種多様なものが移入されており、一般に季節ごとに生長と休眠のサイクルがあるが、ツメレンゲほど季節ごとに形まで明確に変わる種は珍しく、四季の変化がはっきりしている日本の環境への適応と考えられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ツメレンゲ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.