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オオタナゴ : ミニ英和和英辞書
オオタナゴ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


オオタナゴ : ウィキペディア日本語版
オオタナゴ

オオタナゴ(大鱮 ''Acheilognathus macropterus'')は、コイ科タナゴ亜科タナゴ属に属する淡水魚の一種。中国オオタナゴとも呼ばれる〔赤井 (2004) p.48〕。ロシア沿海州アムール川流域から中国沿岸部、ベトナム北部にかけて広範に分布する。日本には自然分布しないが、霞ヶ浦などで帰化定着していることが確認され外来種問題となっている(後述)。
==形態==
体形は著しく側扁し体高が高い。全長20 cm以上、最大では27.5 cmに達し〔''Acheilognathus macropterus'' in FishBase. 2010年7月31日閲覧。〕タナゴ類としては非常に大型で、その大きさが和名の由来となっている。ただし地域個体群により最大体長の差は大きく、以前はそれぞれ別種として分類されていた〔。小型の個体群では10 cm程度にとどまり、霞ヶ浦において2007年の時点で観察されるものはほとんどが12 cm以下となっている〔萩原 (2007)〕。
種小名 ''macropterus'' は「大きな」の意で、命名由来のとおり背鰭と臀鰭は分岐軟条数が多く大きい。原産地中国での呼称は「大鳍鱊」である〔。稚魚期は背鰭に稚魚斑とよばれる黒色斑があるが、成長とともに消失する。
体色は銀白色で、ぶたの後部に青色小斑があり、体軸後半部には縦条がうっすらと入る。口ひげはあるが非常に短く痕跡的で、拡大観察により辛うじてそれと判別できる程度である。背鰭分岐軟条数は15-18。側線鱗数、脊椎骨数はともに34-37〔。形態はイタセンパラによく似るため、戦前には日本の研究者が「両者は同種なのでは」と考えたこともあった〔内田恵太郎 『朝鮮魚類誌』 朝鮮総督府水産試験場、1939年。この同種説は後の研究で否定されている。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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