翻訳と辞書
Words near each other
・ アファインリー環
・ アファイン・カッツ・ムーディ・リー代数
・ アファイン・カッツ・ムーディ・リー環
・ アファイン・リー代数
・ アファイン・リー環
・ アファイン空間
・ アファチニブ
・ アファナシイ
・ アファナシイ派
・ アファナシェフ
アファナシェヴォ文化
・ アファナシエフ
・ アファナシエヴォ文化
・ アファナシジス・クズミンス
・ アファナシー・ベロボロドフ
・ アファナーシェフ
・ アファネランマ
・ アファベト
・ アファマティブアクション
・ アファマティブ・アクション


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アファナシェヴォ文化 : ミニ英和和英辞書
アファナシェヴォ文化[-ぶんか]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
文化 : [ぶんか]
 【名詞】 1. culture 2. civilization 3. civilisation 
: [か]
 (suf) action of making something

アファナシェヴォ文化 : ウィキペディア日本語版
アファナシェヴォ文化[-ぶんか]
アファナシェヴォ文化(-ぶんか、Afanasevo culture)は、紀元前3500年から2500年頃、中央アジア北東部からシベリア南部にかけて栄えた文化で、銅器時代後期ないし青銅器時代前期に当たる。シベリア・ミヌシンスク盆地のアファナシェヴォで最初に発掘調査されたが、現在のモンゴル西部、新疆ウイグル自治区北部、カザフスタン中東部にまで広がっていた。さらにタジキスタンアラル海方面の文化も関連があるとされる。
生活様式は半遊牧牧畜と考えられる。または山羊を飼育したが、野生動物の狩猟も行ったようであり、ともに出土する例が多い。葬制に特徴があり、墓槨は円錐形または矩形、多くは仰臥位に埋葬されて赤土がかけられ、環状列石が立てられた。集落遺跡も多数発見され、金属製品と車が発見されている。
人種的にはコーカソイドであり、葬制には西方ポンティック・ステップ地帯のヤムナ文化(竪穴墓文化)などとの類似点が多い。ギンブタスによって提唱されたクルガン仮説(ヤムナ文化をクルガンIV期とする)によれば、これらは原印欧民族あるいはその後継者によるものとされる。アファナシェヴォ文化が印欧語族によるものとすれば、その中で非常に古い時代に最も北東に位置した民族ということになる。
以上に関連して、トカラ語派(紀元後まで南方のタリム盆地などで話され文字に書かれた)の源流であるとする説も有力である。これについては、紀元前1800年頃のタリム盆地における葬制(「楼蘭の美女」などのミイラで有名)や、家畜と野生動物の骨がともに出土するなどの共通点が指摘されているが、直接的には証明されていない。
アファナシェヴォ文化の後、南シベリアではモンゴロイドを主体とするオクネフ文化が続く。さらに西方の南ウラル方面に現れたアンドロノヴォ文化インド・イラン語派に関係があるとする説が有力)がこの地域にまで広がる。




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アファナシェヴォ文化」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.