翻訳と辞書
Words near each other
・ アイエスエフネットライフ
・ アイエスケー
・ アイエスジャパン
・ アイエックス・ナレッジ
・ アイエッリ
・ アイエッロ・カーラブロ
・ アイエッロ・デル・サーバト
・ アイエッロ・デル・フリウリ
・ アイエッロ・デル・フリウーリ
・ アイエツ
アイエテス
・ アイエナジー
・ アイエヌ
・ アイエヌエー
・ アイエヌジー
・ アイエヌジーバンク・エヌ・ヴイ
・ アイエヌジー生命
・ アイエヌジー生命保険
・ アイエフ
・ アイエフエー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アイエテス ( リダイレクト:アイエーテース ) : ウィキペディア日本語版
アイエーテース
アイエーテース(, )は、ギリシア神話に登場するコルキス(現グルジア)の王である。イアーソーン率いるアルゴナウタイの物語で、航海の目的である金羊毛の持ち主として登場する。長母音を省略してアイエテスともいう。
太陽神ヘーリオスペルセーイスの子。兄弟にキルケーパーシパエーペルセース。最初の妻エイデュイアとの間に娘のメーデイア、カルキオペー、2番目の妻アステロディアーとの間に息子アプシュルトスが生まれた。
== 神話 ==
テッサリアからプリクソスが金毛の羊に乗って逃げてくると、これを受け入れ、娘のカルキオペーを妻に与えた。プリクソスはゼウスに金毛の羊を捧げ、アイエーテースにその皮(金羊毛)を贈った。アイエーテースは、金羊毛をアレースの杜にある樫の木に打ち付けた。
アルゴナウタイがコルキスに至ると、イアーソーンはアイエーテースに金羊毛を渡してくれるよう申し込んだ。アイエーテースはイアーソーンに、青銅の足を持ち、火を吐く牡牛を繋いで地を耕し、そこに竜の歯を播くよう命じた。竜の歯は、カドモステーバイで播いた残りの半分をアイエーテースがアテーナーからもらったものであった。
イアーソーンが密かにメーデイアの助けを借りてこの難題を切り抜けると、アイエーテースはアルゴー船を焼き払い、乗組員たちを殺そうと考えた。しかし、これもメーデイアに先手を打たれ、金羊毛をイアーソーンに奪われ、アルゴー船は出航した。アイエーテースはこれを追跡したところ、メーデイアは連れていた弟のアプシュルトスを殺し、その体を八つ裂きにして海にばらまいたので、これを拾い集めているうちに遅れてしまった。
後に、弟のペルセースに王座を奪われたが、メーデイアがコルキスに戻ってきてペルセースを殺し、再び王となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アイエーテース」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.