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X-gal ( リダイレクト:5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリル-β-D-ガラクトピラノシド ) : ウィキペディア日本語版
5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリル-β-D-ガラクトピラノシド[えっくすぎゃる]

5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリル-β-D-ガラクトピラノシド、通称X-gal(エックスギャル)は、ガラクトースと置換インドールから構成される有機化合物である。
分子生物学において、β-ガラクトシダーゼにより分解されると青い色を呈する性質を利用して、組換えプラスミド遺伝子が挿入されたことを確認する簡便な検査法である、ブルーホワイトスクリーニングに用いられている。
== 作用機構 ==
酵母あるいは大腸菌において、ラクトースオペロンを構成する遺伝子''lacZ''の翻訳産物であるβ-ガラクトシダーゼが発現すると、X-galはガラクトースと5-ブロモ-4-クロロ-3-インドールに切断される。5-ブロモ-4-クロロ-3-インドールは酸化されて、不溶性の青い色素である5,5'-ジブロモ-4,4'-ジクロロ-インディゴに変化する。これを用いて、寒天培地の中にX-galとβ-ガラクトシダーゼの誘導剤(通常はイソプロピル-β-チオガラクトピラノシド(IPTG))を加えておくことにより、ラクトースオペロンを発現しているコロニーを容易に見分けることができる。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリル-β-D-ガラクトピラノシド」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 X-gal 」があります。




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