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G1TOWER : ウィキペディア日本語版
G1TOWER[じーわんたわー]

G1TOWER(ジーワンタワー)は、茨城県ひたちなか市にある日立製作所が「G1(グローバルナンバーワン)のエレベーター技術および製品を生み出していく」ことを目的に建設したもので、その高さは213.5メートル、エレベーター研究塔としては世界一の高さをもつ〔「都市の次世代縦移動インフラを築く世界一の研究塔とエレベーター新技術」53ページ。かぎかっこ内は54ページより引用。〕。2011年平成23年)第24回茨城建築文化賞県知事賞受賞〔日立建築設計「プロジェクト紹介 G1TOWER 」2013年10月14日閲覧。〕。
== 歴史 ==
1960年代、日立は霞が関ビルディング向け高速エレベーターを開発するべく、水戸工場(現・水戸事業所)に高さ90メートルのエレベーター研究塔を建設し、毎分300メートルという従来の2倍の定格速度のエレベーターを完成させた〔「都市の次世代縦移動インフラを築く世界一の研究塔とエレベーター新技術」53ページ。〕。その後も研究・開発を続け、1993年平成5年)には定格速度にして毎分810メートルのエレベーターの開発に成功している〔。2000年代になるとアジア中国の急成長に伴い、世界中のエレベーターメーカーが厳しい競争を繰り広げるようになり、超高層化・大容量化する建築物に対応する超高速・大容量エレベーターの必要性が高まっていた〔。日本有数のエレベーターメーカーとして、その地位を守り続けていた日立もまた、世界市場で厳しい競争にさらされており、既存技術を基に安全性・効率性・快適性の向上を図って競争力を高めるべく、日立のエレベーター研究・開発・製造の拠点となっている水戸事業所に新たなるエレベーター研究塔を建設することとした〔。その高さは213.5メートルで、エレベーター研究塔としては世界一の高さである〔。設計は日立グループ建設コンサルタント日立建設設計と、日本のゼネコン清水建設〔「日立製作所新エレベーター研究塔 (G1TOWER) 」より(2013年10月14日閲覧)。〕。工事は2008年(平成20年)3月に着工し、2010年(平成22年)4月に竣工した〔「都市の次世代縦移動インフラを築く世界一の研究塔とエレベーター新技術」54ページ。〕。投資額は関連設備を含めた総額で約60億〔「エレベーターの研究施設として世界一高い地上高213mの研究塔『G1TOWER』が4月に完成 」より(2013年10月14日閲覧)。〕。なお、旧塔についてはG1TOWER完成後も引き続き活用され、新旧合わせて地域のシンボルタワーとして社会に貢献する方針が示されている〔「都市の次世代縦移動インフラを築く世界一の研究塔とエレベーター新技術」57ページ。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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